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今週読んだ本2024年7月20日(土)

14歳のときに教えてほしかった 起業家という冒険 Kindle版

兄からもらった本36冊のリストの本を、自分も読んでみようと思いました。
本を読んでいると、芋蔓式に読みたくなる本が出てくることも面白いです。でも読む時間が足りません・・・。
僕自身、このまま会社員を続けていて良いのかここ数年モヤモヤしているなか、タイトルに惹かれて購入してみました。「14歳のときに」とタイトルにあるように、10代の頃でなくても20代の時にこの本に出会っていたらもっとよかったと思えた内容が書かれていました。
僕自身が20代の頃、大学3年生くらいから就職を意識しはじめて、正直言うとそれはなんとなく周りがそうしていたからで、ただちょうどフリーランスという言葉が世間で認知され始めていて、憧れを抱きクラウドワークスやランサーズに登録して、空き時間にタスクをこなしていくらか稼いでみたりしたものの、これだけでは生活できないよなと、結局流れに身を任せ就職したのでした。
子供の頃から親からは「自分のしたいことをしてよいよ」と言われていましたが、自分が何をしたいか自分自身で腑に落ちている若者はどれくらいいるのだろう。知っていても行動できる人はどれくらいいるのだろう。
安定しているところに止まり続けることがリスクという趣旨のことが書かれていて、この先10年先のことを想像してみると、現状を続けていると、10年後もしポッと社会に放り出され野良になった時、自分は今の生活水準を保てるくらい稼ぐことができるのか、100%自信を持って首を縦にふることはできません。75歳くらいまで働くと考えると、あと約40年間はなにか社会に役立つ仕事をして食べていく、生活することになるわけです。子供ができたり親の介護も考える必要が出てくるわけで、今の働き方で子育てや介護のことを考えると、もしかすると自分だって体を壊してしまうかもしれません。
最近このような本を手にすることが増えてきているということは、自分の意識が働き方に対する変化を無意識に求めているような気がしています。無意識って外部からの働きかけが要因みたいなことも聞くので、自分だけの欲望ではないとも重いますが、ずっと前、それこそ学生の頃からなにかフリーで働く、みたいな抽象的ではありますが、そんな働き方に憧れていることは事実だと思います。
幸いなことにnoteでは、フリーランスで働いている先輩方の記事を読むことができるので、自分に当てはめることができるかは別として、時々参考にしています。

自分とか、ないから。 教養としての東洋哲学 Kindle版

東洋哲学についての本。著者である、しんめいP氏の経歴はとてもユニークだと思いました。しんめいP氏がNoteで書いた記事をまとめたもののようです。

取材するにあたり実際に修行に参加したり、文献は数千冊に及ぶなど、徹底した取材力としんめいP氏ご自身の経験や独特な例え話で数時間のうちに読破することができました。
少し鬱々とした自分の時に読んだので、心が少し軽くなりました。
一方で、書かれている東洋哲学を実際に取り入れて実践することは危険も伴うと十分承知しながら、「こういう生き方もありだよな」と、何が起きるかわからないどの時代と比べても未来が予測困難な現代においては、「結局この世はフィクションだ」だったり「自分とかない」と割り切った考えを知っておくことで、なにか機器的状況に陥った時にどっしりと構えていられるのではないかと、思えた本でした。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。この記事が少しでも面白かったと思ったら、スキいただけたら嬉しいです。それでは、猛暑日が続きますが、今年の夏が良い夏でありますように!

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