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気まぐれロボット。


・同じまちに生まれていても、地元に対する考え方は異なる。それは当たり前のことだと思っている。ただ、そのまちのどこで育ったか、というところはすこし影響しているのかもしれない。

たとえば、小さい頃にその土地に続いてきた歴史や文化を感じているかどうか。わたしたちのような農村では、畑や田んぼ、祭りや人々の知恵などがそれにあたると思う。

先日、はじめましての地元出身者に出会った。

身近に地元の新興住宅地に家がある友人があまりいなかったので気づいてなかったけれど、もし、そういった場所で生まれ育っていたら、わたしの人生は全然違ったものだったかもしれない。

彼女は、簡易な資料でしか地元の歴史に触れたことがなかったらしい。

わたしの場合は、名字が土地と強く紐づいているので、切っても切れない気がしてすこし息苦しいくらいなのにね。ミドルネームがあればちょうどいいのかな、なんてね。


・ロボット化が進んだ先の「人間」の役割について、とある起業家さんと話していた。彼は最先端のロボット技術を研究している。

最終的に、「人は遊ぶことが仕事(のようなもの)になる」というところまでは頷けるのだけれど、そんな世界で貨幣経済が機能し続ける理由までは理解できなかった。

結局人間には、目の前のものの価値を判断するために、基準となるものが必要で、わたしたち人間がそういうスタンスである限りは貨幣と離れることはできないらしい。


・市議会選がおわった。47.27%という数字が表しているように、投票率は相変わらず低い。議員のおよそ6割は60歳以上で、40歳以下の候補者はたったの1人。

だからといって、わたしが議員になることはないのだけれど、なんとも言えない選挙と中身だった。この時期だけTwitterに現れ、「今日は〇〇で演説です」「どうぞよろしくお願いします」という、ことばだけを発していく。

もっとおもしろい選挙だったら、若い世代も行くはずだと思うんだけどな。


このまちでは、もったいないことが多いと感じるけれど、どこまでやってどこからはやらないのかの線引きもそろそろ必要になってくる気がするね。

人だからこそできる仕事を、これからもやっていきたいと思います。


#雑記 #メモ #思考 #地域 #ロボット #選挙

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