まちにこぼれた遊びごころを探して。
--路上、サインボード、ディスプレイ、グラフィティー。
わたしは常に「遊びごころ」を探しながら、そして、「遊びごころ」に惹かれながら、いろんなまちを歩いてきたのかもしれません。そのまちらしい、「遊びごころ」を求めて。
ビビッドで陽気な国、スペイン
「あ!こんな路地裏にケーキ屋さんが!」と覗き込んだらケーキ状に巻かれたタオル。光る後頭部を見つけたと思ったら、お店の看板(インパクト強すぎて何屋さんか忘れた)。お話好きな国ならではの対に置かれたイスたち。
グラフィティーとワンダーの国、イギリス
Banksyのグラフィティーを筆頭に、クオリティの高いグラフィティーがまちなかの至るところに。かと思えば、路上にはだれかの足跡。
知性と発明の国、ドイツ。
ざんねんながら理解はできなかったのですが、ポテトと音楽家(でしょうか)の看板。乗り物大国にとって大事な乗り物の、大事な顔。
寒さをたのしむ知恵の国、フィンランド。
24時間くらいしか滞在できなかったので、今度はもっとゆっくりしたいな。暮らしている人たちも気さくでステキでした。
かわいいカルチャーの国、日本。
「かわいい」がそのまま「KAWAII」と表記されるほど、世界中で認知されている日本のかわいい文化。これはもしかしたら、そのかわいいとは少し異なるかもしれないけれど、日本的な「かわいい」は同時に「粋」でもあるんだと思います。
THE MOST OF 遊びごころの国、アイスランド
そしてこちらがわたし史上いちばんキュンときた国、アイスランド。滞在期間が長かったので、その分たくさんの「遊びごころ」に出会えました。
路上のタイルや建物自体にペインティングしてしまうところ、トイレのマークにユニコーン、家のお庭のバイキングらしい碇。そして、運転中だったので、写真が撮れなかった信号とスピードメーター。
これがもう一度、アイスランドを訪れたい理由なんだと思います。もっと肌で感じたい。もちろん、この国の「地球」を感じられる大自然も好きです。
いろんな国にあるいろんな遊びごころを集めながら。
そのまちの「遊びごころ」はきっと、そこで暮らす人たちからこぼれ出たものだから。
2020年に開催予定の「かめおか霧の芸術祭」へ向けて、少しずつ地元が動き始めたみたいです。まずはそのとっかかりとして、アーティストのきむらとしろうじんじんさんと開催する野点の場所をみんなで探しています。
「遊びごころ」を片手にまちを歩く。
わたしが暮らす亀岡の、亀岡らしい遊びごころが見つかるきっかけになったらいいな。
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