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読みたいときに訪れる、自分用の本棚。
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2019年2月の記事一覧

ゆらゆら、めらめら。

わたしの自由研究テーマのひとつである “ルーツがある(もしくは、軸足を置いている)まちと、そのほかのまちを行き来する” ということ。 まちの「行き来」からどんなことを作用させていきたいか、その根底にあるものを再確認できるような出会いがここのところたくさんあって。 わたしにはまだまだやりたくてやらないといけないこと、目的のためにやらないといけないことがたくさんあるのだなと思う。でも、そのステップの先におもしろいなにかがあることを、わかっているからたのしいよね。 : : :

素材をあつめる。

わたしはやっぱり、手足を動かしたい。 最終的なゴールというか、向かいたい方向がそれなりにわかっているので、あとは淡々と駒を進めていくだけ。だから、目の前のことに飽きずにいられるのだと思う。 ひとつめは、子どもの学びに関わりたい。 「来年、亀岡に海外からともだちがたくさん来ます。あなたはどんな風にじぶんのまちを紹介しますか?」 からはじまる小学校の授業やってみたいな。国語、算数、理科、社会、英語、音楽、図工、家庭科、体育、いろんな科目につながりそう。 これはき

はじめての試み。

気がつけば、手元の写真は100枚以上になっていた。 昨年の9月頃から、じぶんと地元の関係を客観的に見てみたくて「 #写ルンです 」を持ち歩くようになった。なにかを狙って撮るわけではなくて、こっそりポケットに忍ばせて。 撮り溜めたものをこのまま置いといても仕方がないので、小さなアルバムにまとめてみる。 ただただ、日常のなかで「いいな」と思った風景を撮っているわたしには、写真だけで語れるほどの強いメッセージはないのだと思う。 だから、そこにちょこっとだけ「かめじん」のドロ

徒然日記。

目覚ましを止めて二度寝をして、1時間後に起きる。寝方が悪かったのか、シーソーゲームをしているバスケの夢を見た。 それから、近所のパン屋さんの新作「竹炭カンパーニュ」といつものコーヒー。うつわとカップは休日に使っているものを。 それから、SNSをチェックしていくつかメールを送り、1週間ぶりに窓を全開にして掃除をする。今日の日差しはとても気持ちがいい。本当はゆっくり本でも読みたいところだけれど、3月いっぱいまで厳しいかな(苦笑)。 そういえば、年末に買った本もまだ読めていな

今日のメモ。

風景に、ことばを重ねてみる。 あたらしい場所へ行き、肌で感じたまちの空気にことばを乗せていく。 釜山は、歴史をカラフルに塗り替えたまちだった。ただ、わたしは、観光地化された場所には魅力を感じられないということも、改めてわかった。 今年はどこへ行こうかな。時間がとれたら海外も行きたいけど、まずは国内でもいいな。 国内だったら瀬戸内か沖縄。離島に行きたい気分。 外国だったらどこだろう。長期では行けなさそうだから、台南とか近くていいかもしれないな。あとはそうだな、シンガポ

焦がれても、焦がれても。

焦がれているだけでは、近づけない。 はっきりとそこに見えているはずなのに、まだまだ遠くて。なにをどう足掻いても、目の前にある分厚くて透明なガラスが すべての音を遮ってしまう。 やっと近づけた! と感じた次の瞬間に、手の届かない距離にある現実を真正面から突きつけられるような。 原動力の一番底にあるのは、案外「くやしさ」や「もどかしさ」のような気がしていて。もちろん、「うれしさ」や「たのしさ」はあるのだけれど、いまは毎日なにかしらの「くやしさ」がそこにある、ような気がする。

盆地のなかで。

いろんな感情が、 しずかに底の方にたまっていく。 盆地を埋め尽くす、霧のように。 チャットやメールでのやり取りや、 まちの方々とのコミュニケーションを通して、次の一歩につながりそうな兆しが いくつか見えてきた。 まだ、まだ、ではあるけど。 でも、ちょっと、いい感じ。 いまががんばり時なんだと思う。 だから、最後まで走りきりたい。 霧が出る日はよく晴れる。 Still under the fog. #雑記 #メモ #霧

あいだに関わる価値。

ものが生産されてから消費されるまでのあいだに、どれだけの人や情報やお金が挟まっているのだろうか。それらをもっと透明にしていくことはできるのだろうか。 「倫理観」で片付くほどきれいな世の中ではないことを知っているけれど、せめて手の届く範囲くらいは、【ひと・もの・かね・情報】がヘルシーな流れであってほしい。 どこかから搾取したうえで成り立つ「しあわせ」は、本当の意味で「しあわせ」とは言えない。だからこそ、【ひと・もの・かね・情報】のあいだに挟まっている【流れ】が、より透明で、

Is this my hometown?

亀岡に、いろんな国からやって来たアーティストたちが滞在している。 彼らや彼女たちの関心にあわせて、人をつないだり、情報を共有したりするのが「地元民」としてのわたしの関わり。できることは限られているけれど、できる限りのことはやろうと思っている。 アーティストや外国の方々の視点を借りることで、地元の見方や捉え方が変わってくる。なんだか一緒に地元を旅をしているみたいでおもしろい。 そんなことを考えていると、いつか、どこかでお会いしてみたい中村佳太さんのnoteがタイミングよく

今日のメモ未満。

・地続き × プレイフル ・20歳までに農業を必ず体験 ・白黒つけなくたって、いいじゃない ・地域のアイデンティティ ・DNAレベルでこころが喜ぶものづくり ・たのしむ「こころ」と、たのしませる「仕掛け」 やっぱり、地続きのものを感じるには農業がいいんじゃないかな。幼いころにすこし強制的にでも。その場がプレイフルであれば、わたしたちが生きていくうえで学べることは、きっと多いはず。 #メモ #学び #プレイフル #農業 #地域

冬がおわりを告げた日。

あの日のことを覚えているだろうか。 この先もずっと覚えているだろうか。 時々、忘れそうになるけれど、 「忘れてはいけない」と頑なに覚えておくものでもない。 でも、時々、 わたしの中に「あの日」が生きているかどうか不安になって、 こころを確かめようとしてしまう。 忘れるわけではない。 忘れようとしているわけでもない。 ただただ、あの日に思いを馳せる。 じぶんの中に、きちんと過去が生きている。 それだけでいい。ただ、それだけで。

今日はまつ毛がよく抜ける。

今日も今日とて「かめじん」上映会。 最近の上映会は、なんだか国際色豊か。おわった後に、オランダのアーティストユニットからインタビューを受けました。 ・わたしたちジャパニーズガールが「日本人」や「わたし」というアイデンティティを認識するのはいつなのか。 ・そのプロセスは男の子と女の子で違うのか。 ・秋葉原にいるアイドル達についてどう思うか。彼女たちはアイデンティティに気づくのか? それともずっとファンシーなのか。 大きなテーマはずっとこの辺りだったと思う。 おもしろ

Still under the fog.

これまでのことを少しだけ俯瞰してみると、昔から「聞かれる」とか「頼まれる」ことでわたしは成り立ってきたんじゃないかと思う。 テストの答案を見せてほしい(本当はあきません)、塾の宿題やってほしい(本当はあきません)、明日は何時の電車に乗るのか教えてほしい、このメモを彼に渡してほしい、この技術を教えてほしい、ちょっと相談にのってほしい、これについてどう思う?、イベントや授業で話してくれない?、こんな課題があるから一緒に考えてほしいんだけど・・・ だれかの「want」に応えるこ

おとなの作戦会議。

ここは、とある工作室。 そこには、3月に大きなイベントを企んでいるおとな達が集まっていた。 彼らは幼い頃、なにか1つ技術をもって生きることを選んだ。そして、今日までその道を走り続けている「プロフェショナル」なのである。 密かに、息を潜めて様子を伺っていると、どうやら彼らは自分たちの手の内を明かすつもりらしい。それぞれがもっている技術や知恵を、広く大衆に公開するというのだ。 な、なぜだ。 一国一城の主である彼らが、そんなことをしてしまっては、敵に攻め入られてしまうでは