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イヤホンを取って、いつもの道を歩いてみる

昨日、散歩をしている時のこと。

川のど真ん中に1羽のシラサギが立っていた。獲物を探すでも、水を飲むでもなく、ただ立ってるだけ。

「お前も一人か」なんて、5分ほど見つめていた。


すると、突然電線の上へ。

あら、シラサギもカラスやハトみたいに電線に止まるのね、と思っていると新たなシラサギがもう一羽。


しばらく会話をするかのように3本の電線を行き交うと、2羽で川の向こうに飛び立っていった。

「お前」は全然一人じゃなかったのね…


こんな、小説に出てきそうなワンシーンに立ち会えたのが、何だか面白かった。

イヤホンをせず、ゆっくり川の周りを歩いていると、何度も通ってる道であっても自然を感じる。

鳥がいっぱいいることに気づいたり、

私みたいに鳥をぼーっと眺めてる人が何人かいたり、

夕日が綺麗だったり、

夕日


自粛期間になって、たまにこの道を走るようになった。いつもは、イヤホンをして走りすぎてしまうので、景色がきれいなことに、生き物がたくさんいることに、気づかない。


暑くて走るのをやめたら、新しい景色に出会えた。


毎日使う通勤・通学の道も、バスや自転車をやめてゆっくり歩いてみたら、新たな景色に出会えるかも。

時間に余裕のある朝は、少し早く家を出て自然を感じながら歩いてみる、なんていかがでしょうか。



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