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日々淡々と己を鍛え上げること

日本男子ボディビル選手権大会をYouTubeで観戦した。ひと言で表すと、日本一のマッチョを決める大会だ。
ボディビルを追いかけはじめて4~5年。知っている選手も増えてきたなかで、わたしの注目選手はジュラシック木澤こと木澤大祐選手である。

出典:ボディビルディング: ジュラシック木澤大祐 (07号) |本 | 通販 | Amazon

すごくないですか!まじで肩にダンプだし、脚もダイヤモンドみたいでしょ。
木澤選手は今年49歳。20年ものあいだ大会に出場しつづけ、これまでの最高順位は第2位。本大会で引退を公言しており、最後の競技で優勝なるか注目を集めるなか悲願の初優勝を飾った。優勝が決まったその瞬間、涙を拭うような仕草に思わずもらい泣きしそうになった。

わたしは審査員でもなければ会場で観戦したわけでもないし、まだまだ知識もないので誰がどうだったという感想はここでは述べません。
というか日本選手権に出場している時点でみんなすごい体だし、ファイナリストともなると正直優劣もわからないもの。

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YouTubeで発信していてわたしが追っている選手に限られるので全員がそうだとは断定できないけれども、大会出場の目標として「6位入賞を目指します」「一次審査通過を目指します」といった声が多い。
オリンピックやワールドカップなら金メダルや優勝を掲げる人(チーム)が多いけれども、ボディビルダーで「優勝」を掲げる人は少ない気がする。

出場選手の顔ぶれ、自分のコンディション、過去の順位などを加味しての発言だろうけれども、わたしはこの「ひたむきに自分と向き合っている感」が好きだ。「勝つ」というよりも「自らの肉体とコンディションを最高レベルに持っていくだけだ。結果はあとからついてくるもの」という姿勢に惹かれる。

仕事でもプライベートでも、わたしたちはつい人と比較し、時に落ち込み、時に嫉妬してしまうときがある。
ボディビルダーも、生まれ持った骨格や筋肉のつきやすさ、肌の質感、減量の得手不得手などみなそれぞれ違うなかで、きっと時に誰かのことを羨むことがあるだろう。でも骨格も体質も人それぞれだから、くらべたって仕方がないこともきっと彼らはよくわかっている。1日1日、淡々と己の肉体と向き合って鍛え上げるだけだと、もう無意識レベルで理解しているのだろう。悟っているというか。

その悟りの境地にわたしも到達したい。

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この数年間、あれもできていない、これもできていないと眉間にシワを寄せてばかりいる。ここ最近、またとくにひどい。
そうはいっても結局、やるべきことをやるしかないのだと、日本選手権をみてあらためて気づかせてもらった。

…筋トレもがんばりたいと思い、ジムに行って今まで使ったことのないマシンに挑戦してみたら、いちばん軽い重りでさえ10回も挙げられなかった。

まずは10回挙上が目標です。
最高の自分を目指して。

木澤選手、優勝おめでとうございました!!



今日も読んでくれてありがとうございます。
あなたが今達成したい目標はなんですか?

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