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今年のバレンタイン、チョコレートは贈りま宣言

確定申告の影に隠れてすっかり存在を忘れていたが、あと4日でバレンタインデーではないか。

昨年のわが家は転勤&引っ越し準備まっただなかで、バレンタインデーなど悠長に味わっている場合ではなかった。
一昨年は…夫になにかあげただろうか。

世のカップルやご夫婦は、バレンタインデーにチョコレートやスイーツなど贈りものをするのだろうか。
甘いものが苦手な人には、甘くないおいしいものをあげるのだろうか。

うちはたぶんもう数年、バレンタインになにかをあげるということをしていない気がする。
わたしがひとりで遠出や旅行に出かけても、おみやげすら買って帰らない。

同行した友人からは「え、だんなさんになにも買って帰らないの?」と驚かれるが、わたしはこう答える。

「どうせ食べないから」


夫は甘いものが嫌いなわけではないのだが、おみやげとしてお菓子を買って帰っても「食べるのがもったいないから」といって、結局食べない。
賞味期限が切れるのを見かねて、わたしがせっせと食べている。

お菓子がもったいないのなら…と、お酒やごはんのおともになる漬物や佃煮を買ってみたこともあるのだが、結局冷蔵庫のなかで存在を忘れられ、賞味期限を切らすまいとわたしがせっせと夕飯の食卓にならべている始末である。

いろいろ工夫してはみたものの、どうにもこうにももったいなくて食べてもらえないため、おみやげやバレンタイン制度もおみやげ制度も自主的に廃止した経緯がある。


ところが、である。
わたしがコンビニでたまたま2つ買ってきたシュークリームなら、すぐに食べるのである。
…ひょっとしてこれは賞味期限の問題か?
明らかに賞味期限が短い生ものなら食べるのか?


仮説検証するために、先々月泊まりで出かけたとき、駅ビルでアップルパイを買って帰ってみた。

20時すぎぐらいに帰宅したのだが、なんとすぐに箱を開けて食べはじめたではないか。
チョコレートの賞味期限はある程度長いけれども、シュークリームやアップルパイは明らかに1日2日しかもたない。
そうか。制限時間の短いものを買えばいいんだな。


やっぱり、季節のちょっとしたイベントというのは楽しみたいものである。
したがって、今年はバレンタイン制度を復活させ、チョコレートではなくケーキを買ってみようと思う。

ただし夫はショートケーキかチーズケーキしか食べないため、バレンタインといってもチョコレートケーキを買うことはないのだが。

そしてわたしは抜かりなくケーキ屋さんの定休日まで調べる。
なぜなら昨年だったか、夫の誕生日のためにわざわざケーキ屋さんに足を運んだのに、定休日で買えなかったからだ。
大丈夫、2/14(水)もその前日の火曜日も営業しているようである。


よし、今年のバレンタイン、盤石である。
もう「もったいない」とは言わせない。
賞味期限も切らさない。

いったいわたしはなにをそんなに意地になっているのか自分でも謎なわけだが、語弊を恐れずにいうと夫というゲームを攻略している感覚である。

いつも2-14の中ボス、バレンタインでつまずくのだ。
今年こそ攻略したい。



今日も読んでくれてありがとうございます。
あなたのバレンタインの思い出はなんですか?

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