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【イベントレポート】大学生とつくる”きみ”だけの自由研究!①(7/26〜7/31)

7/26(火)〜7/31(日)の間の4日間、草薙のコラボレーションスペースTaktで夏休み自由研究プログラム「大学生とつくる”きみ”だけの自由研究!」を開催いたしました!

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夏休み入り立ての10〜14歳の子どもたちが「好き」や「やってみたい!」にとことん熱中・深掘りして、大学生のお兄さん・お姉さんと一緒に、自分史上最高の自由研究に挑戦しよう!というプログラムです。最終日には自分の自由研究についてプレゼンするという中身の濃い4日間でした。

【1日目】

4日間の流れは、こんな感じ!テーマ決めから、アクション、アウトプット、振り返りまでをぐるっと一周しながら、好きなことから学ぶ楽しさや地域・社会に出ることのワクワクを感じられる贅沢なプログラムになってます〜

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まずはアイスブレイクで、6コマ自己紹介!

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子どもたちと大学生がペアになって、「それおもしろいね!」「それすごくない?」などなどお互いを知り合いながら、手を動かしながら考えては自然と会話がはずみました〜

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最初は緊張していたみんなも、だんだんやわらかくなり、これから4日間頑張る仲間との団結力が深まったのではないでしょうか〜


次は早速、研究テーマ決め!

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大学生メンターがひたすら子どもたちの好きなこと、最近楽しかったこと、気になってることなどを聴いて聴いては一緒に深掘り!みんなの好奇心の広さは、ほんとうにすごいな〜笑

いくつもの問いが立ってどれにするかを真剣に選ぶ人もいれば、始まるから「これにする!」と決めていた人、好きなことをインターネットを使って調べながらテーマを模索するもいて、自由研究の始まり方も人それぞれなんだな、と思いました。

結果として、

◉「1cmという定義はどのようにして生まれたの?」

◉「トランスフォーマーの人気は、日米でどのように違うの?」

◉「どうやったらサッカーが上手になるの?」

◉「大きなパイプオルガンの作り方・組み立て方とは?」

という問い・テーマが出揃いました!とってもユニークでおもしろそう!!これからが楽しみだな〜最後に、残り2、3日の予定を決めて1日目は終了。


【2・3日目】

さて、初日に決めたテーマをもとにアクション開始!

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るいくん、県内サッカー強豪校の静岡学園の練習見学中〜しっかり気づいたことや学びをメモメモ。練習後は、実際に選手やコーチにインタビュー!それをもとに直伝の練習もさせていただきました!!これぞフィールドワーク。

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いおりくん、算数がとっても得意で「1cmってどうやって決まったの?」というユニークな問いを立てました!いろいろ調べたけどいろんな言説であふれて何が正しいのか疑心暗鬼。。じゃあ専門家に聞いてみよう!ということで静岡大学の数学科教授に直撃!!cmの由来だけでなく、今まで知らなかった単位についても教えていただきました〜

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そうすけくん、小さい頃からピアノをやっていて、エレクトーンも始めたキーボードマスター!そこで今回はパイプオルガンについて、教会にあるあの大きな「ピアノ」はどうやって作られるのか?を実際に楽器屋さんへ行ったり図書館で本を借りて調べ上げました〜好きだからこそ夢中になれるよね!暑さに負けないくらいの熱中ぶり!

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おうしょうくん、生粋のトランスフォーマーマニア!日本とアメリカでの人気コンテンツの違いに気づいたことから研究テーマに。「人気」の定義って意外と難しい...そして比較することも並大抵のことではない...自分の好きなことを起点にマーケティングやプロモーションの話へ発展。大学生顔負けの研究内容、末恐ろしい。

4人とも地域へ飛び出し、自分にしかできない自由研究をあちこちで繰り広げていました。まち全体が学びのフィールド、教材になっちまうんだね。


【4日目】

さあ、4日間の集大成!!それぞれのたどったユニークな自由研究の軌跡を振り返りながらスライドにまとめていきます。

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パソコンの使い方もバッチリ!見てきた・聞いてきたことを自分の言葉で整理して、みんなにわかりやすく伝えることってものすごく難しい。。だけど、程よくお兄さん・お姉さんの力を借りながら最終発表へ向けて仕上げていきます!


そして、最後の発表。保護者の方や地域で活躍されている特別ゲストの方をお招きして、4日間の研究をシェアするのだ!やや緊張気味のみんな(学生スタッフもガチガチでした笑)、身が引き締まりました。

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一人5分間の発表、3分間の質疑応答、2分間のフィードバック。

4人とも堂々とそしてイキイキと発表している様子に、そしてメンターとのバディ感に感動しました。。子どもたち同士の掛け合いもあり、とってもメリハリのある楽しいシェア空間でした。完成度の高いおもしろい発表の数々に思わず、「すごい...」という笑い声も会場から漏れてしまうほど圧巻のステージでした。

最後の感想では、このプログラムが終わった後も続けたいとの声や、こんなに好きなことに夢中になれたことがなかった、そしてお兄さん・お姉さんと一緒にこれからもやりたいという非常に嬉しい言葉を聞くことができました。また親御さんからのアンケートの一部を抜粋して紹介させていただきます。

疑問に思ったことを自分で調べるという力がついたと思います。またメンターの方のお力添えで、専門家の方にインタビューすることもできたので良い経験になったと思います。」

「普通では体験できないようなことができ、得るものもたくさんあって子どもの自信に繋がったと思います。」

「好きなものについて、難しい角度に挑戦することは成長に繋がるのでとても良い経験だと思います。」

「「好き」が「ただの好き」ではなく、研究の域に入るほどの内容にしていただきました。」

「〇〇らしさ」が全面に出る研究になりそうで、親として大変嬉しかったです。」


次回は、8月中旬に行った2回目のプログラムの様子をレポートでお届けします〜お楽しみに!

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