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【こころ検定2級】「メンタルケア心理士(R)」を「2カ月」で合格するまでの流れ (4)試験結果と勉強した感想

こんにちは。あむごんです。

ちょっとずつ書いていった、
「こころ検定2級」(メンタルケア心理士(R))
についての記事も、今回で最後になります。

前回の内容はこちら ↓↓↓

今回は、

・「こころ検定2級」の試験当日と結果
・「本資格」を受けてみた感想まとめ

こちらを書いていければと思います。


「こころ検定2級」の試験当日と結果

当日の試験ですが、
CBT形式ということで、
事前にCBTのサイトでアカウントを作り、

試験日と受ける会場を、
本サイトで予約して受ける形でした。
(結構めんどくさかった)

試験当日は、事前にサイトで
予約した日に会場へ行き、
そのあと、PCまで案内してもらい、
そのPCを使って、問題の答えを
選んで入力していく形。

試験前に、一応入力方法の
チュートリアルもあるので、
PCの操作方法に迷うことはないかなと思います。

なお、筆記用具とかも含め、
諸々持ち込みは不可です。
メモ用に紙とペンは貸してもらえます。

制限時間は確か60分。

悩んだ問題を、あとで見直すための
チェックも入れられるので、

私はとりあえず、少しでも悩んだ問題は、
「悩んだ」にチェックをいれつつ問題を進め、
あとで見直して、本当にこれでいいかを
吟味しました。
(結局、確認を含めると「60分」ギリギリまで使い切りました)

試験内容は、本当に教科書3冊から
まんべんなくでました。

というか、満点狙いなら、
教科書内の雑談みたいなTopicsまで、
隅々まで覚えないと厳しいかも。

ほか、特に解剖学の部分は
細かく覚えていないと、
満点は厳しいかもしれないです。

そんなこんなで試験が終わりました。
結果は「試験終了」のボタンを押したら
すぐ画面に出ます。
(そのあと、帰るときに結果を印刷した紙をもらえる)

私の結果はこんな感じでした。

くっそー。。1問だけミスった。。
ここまできたら、
満点取りたかっただけに悔しい。

なお、ミスった問題は、
解剖学の神経関連の問題で、
名称名や覚えることが多すぎて、
さすがに覚えられないから、
もし万が一、テストにでたら捨てよう。
としていたところでした。

うーん。。こんな細かいとこまで出すのか。。。
ちょっとモヤる。

ほか、見直した際に答えを変えて、
結果、正解になっているところも
いくつかあったので、
見直すことは大切だなと思いました。

このあと、一か月後くらいに、
正式に「こころ検定」から郵送で、
「合格通知書」みたいなのが届くので、
それのコピーと、

加えて、

・「メンタルケア心理士(R)」登録のためのお金振込(郵便局)

・資格の証明書カードのための「証明写真」

・「修了認定」の通知書のコピー
 (修了のための問題をやって郵送し、答えが間違ってなかった送られてくる)

この辺を諸々用意&郵送し、
何か月かしたら「メンタルケア心理士(R)」の
資格取得のカードやらが送られてきて、
晴れて「メンタルケア心理士(R)」の
資格取得となるみたいです。

なお、私は「こころ検定2級」を
「7/26」に取り、
そこから、上記の書面郵送などの
対応をしましたが、

「10/4」現在、
まだ「メンタルケア心理士(R)」の
資格を証明する書面とかカードとか、
届いてません。

さすがに11月近くなっても来ないなら、
一度確認してみようかと思いますが・・・

急ぎでこの資格をほしい方は、
ちょっとおススメしにくいかもしれません。

「本資格」を受けてみた感想まとめ

【ポジティブな点】

・メンタルに対し、医学的な理由や視野をもって分析できるようになった

これが今回勉強して、一番良かったことかも。

いままで、精神疾患だったり、
心のもやもやとかって、
自分じゃ制御しにくかったり、
いろんな人の性質を理解できなかったり、
精神疾患を抱えている人に関しては、
何を考えているかわからない怖さもありました。

でも、勉強したことで、
ああこれは、今、脳神経や細胞の影響で、
こうなっているんだな、という感じで、

何というか、高ぶるこころや感情を、
いったん、物質的な視点で切り離して、
一歩距離を置いて、
冷静に考えられるようになりました。

感情が苦しい時も、
交感神経と副交感神経がこうなってるから、
まずは神経を落ち着かせよう。みたいな。

ほか、「感情」を整えたいときは、
まずは「体調面」からアプローチすることの
大切さを本質的に理解できたし、

実際、この勉強をしてからは、
辛いことがあっても、
ふと冷静になる瞬間があるというか、
大幅に感情が荒れるようなことは、
今のところ起こっていないので、
やった価値はあったのかな、と思います。

・心理学系の本が読みやすくなった

基礎的な内容を一通りさらったこともあり、
図書館や本屋さんにある心理系の本が、
選びやすくなったり、
読み進めやすくなりました。

特に、有名な心理学者の名前と、
その学者関連の心理療法名を覚えたことで、
やみくもにそれっぽい本を選ばず、
知りたいことに対して、
本を選べるようになったのは
よかったなと思います。

・子育てや発達の違いに対して理解が深まった

教科書内でいくつか、
乳幼児期の愛着形成や、
発達障害などの内容についての
基本的なことが書かれていて、

子供に対しての教育や向き合い方に関して、
参考になる部分が結構ありました。

この辺の脳や愛着形成に対しての取り組みは、
意識しすぎても大変だとは思うのですが、

基礎知識として、
こういった脳の仕組みや、
子供の心の成長段階、
発達の特性を理解しておくだけでも、

いざ、子育てや他の子との違いで、
気持ちが折れそうになったときや、
方向性に迷ったときに、
助けになってくれるかもしれないと感じました。

なお、私自身の個人的な感想としては、
特に乳幼児期はできる限り、
たくさん愛情を注ぎたいなと思いました。

理由として、どんな教育をさせるよりも、
長い目でみて、それがその子自身の生きる力や、
情緒を伸ばす最善策になるのではと、
今回の勉強を通じて、感じたためです。

もし子供ができたら、
縛られすぎない程度に、
今回の知識を頭の片隅に添えつつ、
子育てしたいなと思います。

【ネガティブな点】

・これを勉強したからといって心理系の仕事には就くのは難しい

正直な意見として、
「本資格取得」=「心理カウンセラー」になれるとは個人的には思えなかったです。

というのも、この資格で勉強したことは、
「基本中の基本」的な内容だったので、
資格取得して、やっと知識のスタートラインに
立ったなという感じ。

逆に勉強すればするほど、
この教科書の知識だけで、
人の心という、
複雑で難しいものに向き合うことは、
かなり厳しいと感じました。少なすぎる。

この辺は、さらに上の資格である、
「こころ検定1級」まで勉強すると、
もう少し実践的なところまで補える知識が
得られるのかもしれないです。
(ただ、もう1回、あの教科書の読みにくさで
 勉強するのはきつい・・・というのが本音)

・カウンセリング法を知りたい場合には物足りない

これも「こころ検定1級」のほうでは
多いのかもしれませんが、
「こころ検定2級」は、
良くも悪くも医学的な内容がメインのため、

コミュニケーション法や
カウンセリング法などの、
対人関係や実践的な部分を勉強したい場合、
この資格では、少し物足りない気がしました。

とはいえ、今回勉強してみて、
医学的な基礎知識なく、
カウンセリングを行う怖さも理解できたので、
まあしょうがないのかな、とも感じてはいます。

まとめ

当時5万程度と、そこそこ高かったし、
色々と良いところや、
気になるところはあったけど、
まあ、勉強してよかったかな、とは思いました。

おなかいっぱい!大満足!
という感じの資格では個人的にはなかったけど、
生きていくうえで、ちょっと楽になる考え方のきっかけにはなったので、
やらないよりは、やってよかったかな、
とは思っています。

あと、最初の勉強を始めた動機のほうに
書いてなかったけど、
人を助けるのが好き&話を聞くのも得意だし、
心理カウンセラーってきっと私向いている!
みたいな気持ちが、実は勉強を始める前、
やんわりあって。

その気持ちに対して、
ただ思ってるだけじゃなくて、
まず一度勉強してみて、
一生向き合えることなのか、
本当にそういう仕事に就きたいと感じるのかを、
確かめてみるためにやった経緯も
少しありました。

そして、いざ勉強してみて、
今も全く興味がないわけじゃないけど、
わざわざ「心理カウンセラー」という仕事に
就かなくてもいいかな、
という結論に、私は至りました。

というか、そういう職に就くには、
もっともっと専門的に勉強しないといけない。

であれば、
私はこの心の向き合い方や知識を少し使って、
身近な人や、
自分のやりたいことを実現するときに、
活かすほうがいいなって結論になりました。

勉強してみて、
ここからさらに大学で勉強するほどの、
情熱や興味はないこともわかったし(本音)

頭でっかちで理想をみてるだけではなく、
そういった現実的な線引きができたことも、
今回やってよかったなと思いました。

本資格について、
正直、結構勉強しにくい教科書だし、
かといって、
勉強なしだと試験に受かるのは厳しい内容だし、
万人におススメできるかといわれると、
少し悩む資格ですが、

医学的な視点で心のことを知りたい、
そのためにまず基礎をざっくりと学びたい、
という方には、
無駄にはならない知識ではあるので、
チャレンジしてみてもいいのかなと
個人的には思いました。

以上で、「こころ検定2級」関連の
記事は終わりになります。

ここまで長々とお付き合いいただき、
ありがとうございました!






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