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2023年危険な夏ー我かく過ごしたり。未来の私への伝言

今年の夏は連日35度を超える日々が続いた。それも日本全国、北海道まで36度超え。東京は50日連続真夏日だそうだ。来年以降も現在の状況が続くのだろうか。(恐らく、そのように覚悟しよう!)

世界では山火事が頻発。「地球が沸騰している」と国連事務総長の声明が発せられた。かと思えば、大洪水が街を押し流すところも。地球が危ないと言うのに戦争なんてやっている場合か、プーチン氏。SDGsなどと言う人類の目指すゴールが吹っ飛んでしまったではないか。

そんな中でも私の日々の生活は地味に続いていく。まず、5時半に起きてウォーキングに出かける。目標は8、000歩から10、000歩 約5〜7キロ。汗だくになってヨロヨロと帰宅してシャワーを浴びたら、もう一日が終わったという気分になる。

定番の朝食を取り、ニュース、新聞に目を通す。うん、気になるニュースが、、、。「夏休みは給食がないので子供の栄養状態が悪くなる」のだとか。今まで気になっていた「フード・ドライブ」に食料を届けようと思った。イーオットも同じ考えだった。

2023年7月29日付朝日新聞の記事がとても心に残っていたから。「政治を変えて共助を豊かに」(政治学者 坂本治也氏の言葉)

「日本は、お互いに助け合う『共助』を忌避する国です」

「共助的なものが弱まったのは戦後で、自民党優位が確立したことが大きい。政府が『公助』で面倒見るから、国民は助け合わなくていい、という社会を作ってしまった」のだそうだ。菅政権が「自助・共助・公助」を掲げたが、「まず自助を」と言うためだった、と。

「政治に関わることを忌避する傾向が強く、自分からアクションを起こそうとしない。投票以外の政治・社会参加をしない」ーこれ正に私のことだ。

ブレイディみかこ氏のイギリスの共助の話やアメリカに住む娘たちの話を聞くにつけ、よその国にはそんな仕組みが昔からあるようだ。実際娘は、自分の髪の毛のドーネーション、母乳を搾乳・凍結しての寄付、クリスマスプレゼントのおもちゃの寄付などごく当たり前のようにやっている。

先ほどの坂本氏が続けて言う。
「それは短期的に解決できる問題ではありません。やはり重要なのは教育です。いまの学校教育では、政治や公共の意識を本気で育てようとしていない。そこに真剣に取り組まないと、『公』の再構築は難しいと思います」

初めてフード・ドライブに持って行ったのは、パック入りのご飯とふりかけ、うまい棒。係の人に、どんなものが喜ばれますかと聞くと何とお菓子なんだとか。
だから今回は「パイの実」とカレー味とトマト味のリゾットにしてみた。そして今度もまたお菓子が喜ばれると聞いた。

我々にとって、今年はフード・ドライブ参加元年である。

それまでに私が細々とやってきたことは、「THE BIG ISSUE (ビッグ・イシュー)」(週刊雑誌。ホームレス支援プロジェクト。一冊販売すると販売者に何がしかの収入が入ると言う仕組み)の購入。街に出かけたら必ず購入する。絶対素通りしないと決めている。雑誌の中身が面白い。著名な人々のインタビュー記事がいい。

最後は、山に登ること。今年は富士山が眺められる小さな山を登っている。もう体力的に高い山は無理かなと思いつつもやっぱり高い山に登りたい。白馬岳の尾根をもう一度歩きたい。尾根歩きが大好きなのです。毎日歩くのもそんな意味があるのです。


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