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トスカーナの休日〜コルトナへ〜④

サンタ・マルゲリータ大聖堂からさらに高い位置にある「Fortezza di Girifalco(フォルテッツァ・ディ・ジリファルコ/ジリファルコ要塞)」へ
さらに階段と坂道を歩いていく

振り返るとサンタ・マルゲリータ大聖堂が見える


☆Fortezza di Girifalco(ジリファルコ要塞)


階段を上った先にエレベーターがあったので要塞の上までエレベーターで行けるのかと思ったら・・・・

業務用らしく来場者はさらに要塞の壁つたいに入り口へ歩いて行きチケットを購入するようになっていた

この古代の要塞は16世紀のメディチ時代に完全改修された
海抜651mにありとても見晴らしがいい

さらに要塞の中へと入ってみることに

何やらイベントがあるらしく、敷地内の至る所にテーブルと椅子が並べられテーブルセッティングがされていて、どこから中へ入るのかがわかずウロウロしていたら、ラベンダーが満開に咲いている一角に

イベント準備中の人に「中に入ってもいい?」と訊ねたら「OK」とのことだったので屋内へ入り、上まで登ってみる

コルトナで1番高い位置ではなかろうか

ここまで来るのは一苦労だったが、要塞からの大パノラマは必見の価値はある

サンタ・マルゲリータ大聖堂越しにトスカーナの風景を望む

ずっと眺めていたい景色ではあるが、時間に余裕がなくそそくさと降りて再びサンタ・マルゲリータ大聖堂前まで引き返し、映画「トスカーナの休日」に出てきた「Via S.Margherita(ヴィア・サンタ・マルゲリータ/マルゲリータ通り)」へ

☆Via S.Margherita(マルゲリータ通り)


1番上まで上ってきたわけだから帰り道はずっと下り道

通り沿いには小さな祠がポツン、ポツンと配されている

映画「トスカーナの休日」ではダイアン・レイン演じる主人公のアメリカ人女性が離婚騒動の後、友人に勧められるがままにコルトーナへツアーで訪れ、古い家を衝動買いする その衝動買いした家から見えるマルゲリータ通りの祠に毎朝花を捧げにくる老紳士がいたのだが、通り沿いのどの祠だったのかは不明

サンタ・マルゲリータ大聖堂脇から通りを降りていくと突き当たりからの大パノラマが目前に広がる

そしてカーブを曲がるとさらに続く通り

うろ覚えでこの祠だったかな?と思う祠を撮ってみた

が、確かではない(映画を見直してみようと思っている)

通りをずっと城壁沿いに歩いて行ってもバス停のある場所まで行けなくもないが、遠回りになるので途中から街の中心部の方へ向かって歩く

そしてバス停へ行くと程なくしてバスはやってきた

帰りもやっぱり路線バスとは気づかなさそうなバスで刻印機はなく手書きだった

☆せっかく予定のバスに乗って駅へ行ったのに


予定のバスに無事乗って駅に着いたのが17時前

17:23発の列車に乗るので駅前のバールでミネラルウォーターを購入して、駅ホームのベンチで一休みしていたらアナウンスが、、、なんと30分の遅延とのこと

なんだ、それだったら慌てて降りてこないでももう一本後のバスでもよかったのに(とはいえ、定時通りの列車だと1本後のバスだとギリなのでそうはいかないのだが)

さっきバールで水買ってしまったし、駅前から大通りの方へ歩いてみたが涼めそうな場所もないし暑いしですぐ引き返して再びバールへ お手洗いも借りたいし喉が渇いたのでビールを購入(笑

水を買った時は無愛想だったおじさんも中年の東洋人女性がビールを買うのが珍しかったのか「謝謝」と声をかけてきたが

私は中国人じゃないよ、日本人だよ(笑

と答えたら「中国人か日本人かなんて自分には見分けがつかない」とおじさん

まぁ、それもそうか 私がイタリア人なのかフランス人なのかわからないようなもんだ

でもこのやりとりがあったから「お手洗い貸して」も言いやすかった(笑

店内のテーブル席で休めたし、列車も30分の遅延で済んだしで、さほど遅くならずにフィレンツェに戻れたのだった

コルトナは本当に見どころ満載だった 4時間弱の滞在だったので全体の半分も見られていないので、ゆっくりと再訪したいと思う

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