気付けば英検の二次試験が

数日後に迫っていました。

あれこれ小さな楽しみを準備して、バタバタぐるぐる短い夏休みが終わりました。短い短い3年生の夏休みでした。自分が小学校3年生の時はラジオ体操がてらカブトムシを取りに行って、昼は川で泳いで、夜は溢れそうな星空を見て、長い長い時間をすごしたような気がします。

あれもしてこれもして多少片付けて、なんとか笑顔で夏休みを終われました。やっと肩の荷が降りました。

去年の秋に2級を取った息子に続いて、1月に私も2級の一次を受けていました。雪の少ない冬で助かりましたが、マンガで全国区になった札幌郊外の牛で有名な大学が会場でした。綺麗に晴れた日で、本州の英語友達に景色の写真を送って盛り上がっていました。

この夏には札幌で集まる話があったので、ここもぜひみんなで行きたいと話していました。思い浮かべるその大学の景色には友達の笑顔が重なって見えます。

一次は無事に合格しました。二次については、2級は練習した方がいいと友達のアドバイスがあったので、オンライン英会話で練習をしました。二次試験当時、北海道には緊急事態宣言が出ました。

北海道エリアだけ二次試験が中止になり、今年度の試験へ振替となりました。あれから半年、数日後に二次試験があります。不思議な半年を挟みました。こんなに時間が経ったのに、今日の札幌は34度だったのに、英検を意識すると、鼻先に冷たい冬の風を感じます。旅先の記憶と匂いがくっついているのと同じだと思うと、時間の旅も「旅」に変わりないのかもしれないと、初めて思いました。

感慨はともかく、慌てて対策を始めました。

風邪ひとつひけない世界になるとは思いもしませんでしたね。子供と2人きりのシングルです。遠くても仲間や繋がりを大切に走ってきました。世の中が変わりましたが、アロマとハーブを知って次々と思いもしなかった扉が開いています。健康を翼にして、必ず世界中の友達に会いに行きます。