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「優さんの舞台を世界一、人に優しい舞台にする活動」

私はいろいろなところでいろいろな方のファンをやってきましたが、このコミュニティはあたたかくて、優しい方がすごく多いと感じます。
Love&Peaceが彼のモットーだから、ファンの皆さんもそれに答えようとされているのが一人一人から伝わってくるのです。

そんな彼は、今、新しいエンターテイメントをつくっていこうと動いています。
日本のエンターテイメントをもっと盛り上げるために。世界に誇れる、日本のエンターテイメント界の未来を作っていくために。
だから、私たちがファンの皆さんと始めようとしている活動があります。
それが「優さんの舞台を世界一、人に優しい舞台にする活動」です。
この活動が始動したきっかけは、ある方のツイートでした。

観劇に行きたくても、諦めることがある。

車椅子を利用されている、城田優さんのファンの方からのツイートです。
【優友の皆さん】
※優友=城田優さんのファンの方々・城田優さんを通して繋がった方々の意。

読んでいただければ分かるかと思いますが、ざっくりと内容は以下の通りです。

・車椅子利用の申請をしているが、場所は当日会場に入るまでわからない。・観劇するための介助にヘルパーさんについてもらいたいが、チケットなしでは会場に入れない。ヘルパーさんのチケット代は利用者の自己負担。・理由は不明。現状についての相談先も不明。

映画館では、席に着くまでの付き添い、ロビーでの待機は許可されることが多いようですが、観劇の場合、ロビーであっても「会場」という扱いになるため、チケットがないと入場すらもできません。

着席の際に介助が必要となった場合などには、劇場スタッフさんが手伝ってくださるそうですが、これについても有り難くはあるけれど不安な面があります。
・介助の知識がない(どこまで知識があるのかわからない)人からのサポートについての不安、
・万が一怪我などがあった場合の保証についてが不明、
・信頼関係のない人から受けるサポートについての不安…etc
このような理由から、障がいのある方にとって観劇に行きづらいという声が上がっています。

また、介助のためのヘルパーさんが会場に入れないために起きる問題がもう一つあります。
ヘルパーさんがいないために、幕間など休憩時間にお手洗いに行くことができないのです。劇場には、多目的トイレが設置してあるにも関わらず、利用すべき方が利用できていないのです。
着席の介助などは周りにいる方や劇場スタッフさんにお願いできても、トイレの介助などはさすがに難しいですよね…。親の介護でさえも拒否感がある問題なのに、たまたま同じ会場に居合わせただけの見ず知らずの他人のトイレの介助はできないと思うのが多くの方の意見だと思います。

そのため、会場内まで介添えするとなるとヘルパーさんの分もチケットが必要になってくるわけですが、もちろん介助者のためのチケットや割引はありません。必要とするヘルパーさんの人数分が障がい者側の自己負担となります。

舞台のチケットは、作品や規模・主催団体や会場により異なりますが、
一般的には一枚 安い席で5000円〜高い席で15000円くらいです。
車椅子利用の申請をしていても、介助等の付き添いの方の入場は認められません。
全ての場所で同じとは言えませんが、野球観戦や映画館、博物館や美術館、公共交通機関では、車椅子利用の申請をすると付き添いとして1枚のチケットで介助者を1人もしくは2人、同行してもらうことができる場合が多いです。
しかし、観劇の場合はそのような制度がないため、ヘルパーさんを1人つけるだけでも、自分と合わせて2人分のチケットを購入しなければなりません。
舞台のチケットは単価が高いため負担も大きく、自分一人が観劇する分はなんとかなってもヘルパーさんの分も負担するとなると金銭的に厳しい、という理由からこの問題は観劇を諦める原因の1つになっているのです。

取ったチケットの席と同じくらい見やすい場所で見ることができればいいけれど、会場によっては取ったチケットよりも席のランクが落ちることもあります。その場合の差額はもちろん出ません。もちろんその逆、安い席のチケットを取っても高い席の位置で見られる場合もあります。
しかし車椅子スペースというのは、車椅子で観劇する人でもそうではない人と同じように楽しめるように作られたスペースとは限りません。カーテンコールの際や、スタンディングオベーションで周りの方が立ってしまったら、座っている車椅子の方からは舞台が見えなくなってしまいます。
だからせめて、車椅子スペースのだいたいの位置は教えてほしいのです。
当日の状況によって変わる場合があるのは仕方ないことだと思っています。
車椅子スペースの予定位置さえ事前に教えて頂ければ、準備していくものや、ヘルパーさんをお願いする際にも、もっと余裕ができると思うのです。

現在の劇場の環境では、観劇前後・休憩時間の介助のために介助者の入場はできないんです。
私たちはヘルパーさんの分はタダで観劇させてほしい、と言っているわけではありません。
安心して観劇に臨めるように、信頼できるヘルパーさんに介助のための付き添い入場することを、何かあった時のために介助者にロビーなどで待機することを許可してほしいのです。
障害があってなくても同じように、人間らしく文化的な時間をすごすために、安心できる人に手をかりることを認めてほしいのです。

不正利用を防止するためなら、障がい者手帳を見せる、介助者には腕章などをつけて入場してもらう、などといった対応はできるはずです。
そして、介助のプロの方に携わっていただくことで、障がい者側も安心して観劇に来ることができ、劇場スタッフさんや他のお客様のご迷惑になることはありません。

そして、一番の問題が、このような意見を関係者の方々に伝える手段がないということです。
・なぜ介助のための介助者の入場・待機が許可されないのか。
・他の娯楽施設では許可されていることが、どうして劇場では認められないのか。
理由も教えてもらえず、その相談窓口すらもないのです。
唯一相談できる場は、車椅子を利用する、ということを伝えるために会話をするオペレーターさんだけ。どこに相談すれば解決するのかさえ教えていただけないのです。
オペレーターさんが、このような現状を上に報告して、上の方がさらに上に報告して…。こんなに誰もが声を発することができるようになった世の中で、この伝言ゲームで伝わっていってくれることを信じて待っているしか方法がないのです。

ハードはあるのに、ソフトがない。
日本の社会がそう言われている一例がここにあります。
だからどうか、不便だと感じている人のために、一緒に声をあげたり、届けるためにご協力くださると嬉しいです。

「優さんの舞台を世界一、人に優しい舞台にする活動」  #とは
自分たちができることで、
・みんなが満足して観劇に参加できるように、不便だと思っていることを協力して変えていこう。
・どんな境遇にいる人でも、ここに来れば笑顔で過ごせる場所にしていこう。
・Love&Peaceな空間を作っていこう。
そう考えたファンたちが起こした、ファンによるファンのための、新しいエンターテイメントのための、観客側と制作側の橋渡しを目標とした活動です。

小さな声を上げている人のために、どうかあなたの力を貸してください。

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