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【詩】大人の階段

大人の階段に片足を突っ込んで
よろめきながらそのまま体勢をキープする
だってなんだか怖いから

これまでの自分と決定的に違う「何か」が
僕の頭上を覆うような気がしてたまらない

魔法の杖を一振りすれば
時が止まったりする
そんな絵空事は
どこを探したって
頭の中にしかなかった
一生懸命 あちこち 捜索したけど

背伸びして 大人振ろうとしていた自分は
一体どこへ旅に出たんだろう

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