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【詩】砂漠

砂嵐が吹き荒れ
うだるような暑さが身体の隅々まで刺してくる
流れる汗も干上がって
脳内の思考回路もショートしそう

乾き果てたオアシスの奥底に
涙の粒を落とし込む
再び 力をみなぎらせたかったから

ジリジリと照りつける太陽の光と
全てを奪い去ってしまいそうな私の影
振り返ると
小さな足跡が延々と続いていた

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