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原書読書は語彙と表現を身に付ける最強の方法

原書の読書はフランス語の語彙と
自然な表現を楽しく身に付ける最強の方法です。
仏検からしばらく解放されるこの時期、
語彙と表現を身に付けたい方には原書読書を強くお勧めします。


2年前、仏検1級の筆記試験に僅差で不合格だった受講生のSさんに
この時期にお勧めしたのが原書の読書でした。

その方は夏の間に【Elle s’appelait Sarah】
(年間通して読書会で読んでいる本です)を読破されました。
そして1年後には見事に仏検1級に合格されたのですが、
合格の要因の一つとして原書の読書を挙げておられました。

一見原書の読書は仏検の試験と直接関係がないように思われますが、
対策本などで語彙を覚えるよりも
ずっと深いレベルで語彙を増やすことができます。
私自身、英語ではシドニー・シェルダンの本を読み漁った時、
そしてフランス語ではTatiana de Rosnay、Agnès Martin-Lugandなどの
本を夢中になって読んだ時に語彙が一段階増えました。


フランス語の原書は日本で見つけることが難しく、
また自分のレベルに合う本を
インターネットで見つけることはさらに難関です。

ですので、ぜひこの読書会を利用して
原書読書を体験していただければと思います。

今回の読書会は現役仏日翻訳家の浦崎直樹さんが紹介してくださった
【J’ai dix ans...demain】という短編小説を読みます。
前半は9歳の女の子の語り口調で書かれているのでとても読みやすく、
仏検準2級以上の方でしたら辞書を引きながら読めるレベルです。

レッスンではお一人づつ読んで日本語で訳を言っていただく予定で、
毎回のレッスン後には浦崎直樹さんの日本語訳をお送りします。
またレッスンでは浦崎さんに翻訳の際のテクニックなどもお話しいただき、

参加者のみなさんにも質問をしていただければと思います。

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