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よい保育士さんの見分け方①

 初めて保育園に子どもを入園させた保護者の方は、自分の子どもの保育園がどんな保育園なのか、担任の先生はどんな先生なのか、気になることがたくさんあると思います。

私も保育士側として、新しい子どもと保護者がどんな人か、どうすれば信頼関係が築けるかを、毎年、気にしながら保育をしていました。

保育士の質がその保育園の保育の質と言っても過言ではありません。

公立保育園では人事異動があるので、その年によって保育の質が変わってきます。

そんな時、自分の子どもの先生がどのような保育士さんかを見極めるポイントをいくつか挙げてみたいと思います。

①  保育室の棚の上の整理整頓ができているか。
 保育士の研修の中で、保育室をみればその先生の保育の質がわかると言われることがあります。
 会社で自分のデスクの掃除ができない、整理整頓ができない人は、掃除や整頓に時間をかける余裕が無いか、もしくはズボラな性格かだと思います。保育室もそれと同じで、水道まわりが汚い、ロッカーに埃が溜まっていて掃除ができていない、おもちゃ棚がいつもグチャグチャ、ロッカーや棚の上に色々な物が置かれていて整理がされていない等の保育室の保育士さんは少し要注意だと思います。
 掃除が出来ていない保育室は、もしそれが0歳児クラスなどの赤ちゃんの場合だと、ゴミや埃を口に入れてしまう可能性もありますし、アレルギー児がいる部屋だと落ちているアレルギー食材を食べてしまう可能性もあります。幼児クラスの場合では、ゴキブリやムシが部屋に入ってくる確率があがり、衛生面で問題が多く起きます。ですので、それを放置するもしくはわかっていない保育士と言うことは、それだけ、子どものことを考えていないと言うことです。これは、私の経験上、私立の若い保育士さんが多いクラスはこの傾向がありました。
整理整頓が出来ない保育士は、自分の物の管理がきちんできないので、子どもの物も管理できません。子どもの衣類をよく間違えていれたり、連絡帳を間違えたり、物の管理能力が低い傾向にあります。また、ロッカーの上に色々な物を置いてしまうことで、地震の時にそれが落ちてきて子どもがケガをするなどの危険もあります。

自分の子どものクラスの部屋がどんな感じかぜひチャックしてみてください。

続く

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