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7人に「コーチングを買って欲しい」と連絡した時の話【全滅した】


まだ独立するより少し前、コーチとして食っていきたい!!と燃え出した頃のこと。

時系列的には、二週間で40人ほどの体験セッションをしてから数ヶ月経った頃だったと思います。


独立を実現させるためには、売上を作らないといけないと焦っていました。そんな時、マイコーチに「周りの人に声はかけたの?」と言われたことがあって。

あ、そういえば、そういう売り方ってしたことないなと。

そして、「めっちゃ嫌だな」と。


でも、いやでも、やってみるしかない。


とはいえその声をかけた人たちも、実際の知り合いというわけではなく、体験セッションを受けてくれた中で、ひときわ強く「私がコーチとしてこの人と関わりたい!」と印象が強く残っていた人たちです。発信経由で出会ったのは変わりません。


そういうわけで、私は、TwitterのDMから7名の思い入れのある方へ、ご連絡をしたのでした。


結果から言うと、返信がすぐあったのは2名の方だけ。
どちらも、「受けたいけれど受けられない理由」をお返事に書いてくれました。

受けられない理由を疑うわけではありませんが、結局のところ、「買うまで気持ちが動かない」から買わないわけで。それ以上でも以下でもなかったのだと思います。


そうなんです、私、すでに知り合った人にセールスをかけようとして、7人に声かけて売上ゼロのコーチだったんです。


じゃあやるべきじゃなかった?やらなくてもよかった?

いえいえ、本当にやってよかったと思ってるんです。


なんでかって言うと、「声をかけてみよう」と決意するまで、セールスしようとも思ってない人が7名も頭に浮かんだことが一番衝撃でした。


売りたい!売れたい!と言いながら、どれだけ自分でスルーしてきたのだろうと。


で、実際に7名の方に連絡しようとしてDMを開き、テキストボックスをタップしてから気がつくわけですよ。「なんて声かけたらええんや?」と。


「あの時の私とは一味違います!もう一度チャンスをください!」って言えばいいのか?「チッスチッス^^最近どうっすか〜^^?」と声を掛ければいいのか?



迷いすぎて、コーチに相談しました。


すると返ってきたのは、「別に理由はなんでもいいよ〜」でした。なんでもいいんや。


そしてその続きには「綺麗に売ろうとしたらダメね」とありました。



そこでハッとしたのを覚えています。何をどう送ればいい?なんて声をかけたらいい?って迷ってるのは、「嫌われたくない」からなんだと。


うわ、売り込みかよ、って思われたくないなって思っていたんですね。そりゃそうだ、だって、声をかけるのはやりたくなかったんですもん。



そこで、「そうか。これで嫌われたら、そもそもそこまでの繋がりしか築けなかった私の責任か」と腑に落ちました。


そこで、それぞれの方に
・クライアントを募集している
・あなたの対話のこういうところがすごくよかった
・こういう理由で応援したい
・だから検討してもらえないか
というようなことを送りました。


コピペの文だと思われないように、7名にしっかりご連絡したのを覚えています。


ま、それでも売れなかったんですけど。



綺麗に売ろうとしたらだめって本当にそうだと思っていて。

私は、売るのに「美しい流れか」は結構意識しているんです。でも、綺麗さには今はもうこだわってなくて。


売ってください!って言われることが増えたので今はもうなかなか売ろうとすることってないのですが、最初って特に、待ってるだけでもクライアントさんがくるなんてこと、稀じゃないですか。


売りたい、って、販売者のわがままで。

そのわがままを通したい以上、綺麗にとか、嫌われないようにとか、配慮こそすれど、可能性をゼロにするのは無理なんですよね。


こうしてこれを読んでいる人も、自分から声をかけに行くことが得意な人は少ないんじゃないかなと思います。

そして、私が声をかけても売れなかったエピソードをしちゃったばかりに、「やっぱり意味ないじゃん」と思ってしまっているかもしれません。


でも、そういうことが言いたくてこの記事を書いているんじゃないんです〜!!


私はあの時、あの挑戦をして本当によかった。


あの7名様へDMを送った経験、いやその前の、7名を思い浮かべた経験。それがめっちゃよかった。


売りたいと言いながら、行動も、相手も、勝手にふるいにかけてたんだと痛感できたんです。

あ、なりふり構わず本気で売れようとしてないわ、って。


本気で売れようとしてない自分に気づいた時に、選択肢が2つあって。

①だから今契約を取ることは諦めてコツコツ発信を続ける
②一皮剥けて売れるコーチになる

私はここで、②を選択しました。


だから売れなかったのは、単なる一つのチャレンジのその時点での結果でしかなくて。


その行動によって自分が本気になろうとさらに覚悟できて、しかも、その経験をした今が売れてるコーチになってるわけで。


やってみてよかった、って思うんです。
もしタイムマシンがあったら、もっと早い時点に戻り、もっとたくさんの方に声をかけにいきます。それくらい、経験してよかった。


だからもし、今、売れたい!と思っているけれど、声をかけた経験がない方。


ちょっと騙されたと思って、10人前後の方に連絡してみてくれませんか?
100人1000人に声かけるわけじゃないです。10人でいいです。どうしても抵抗があるなら、5人でもいいです。

コピペじゃなく、そのお相手に最大限の配慮をして、手紙を書くように、伝えてみてください。



私は売れなかったけど、もちろんここで売れる人もいるでしょう。
売れなくても、プロになるのに必要な発見が必ずあります。



連絡一つで嫌われるなら、それは、私たちのお客さんではないですし。

あなたはこれから、未来になるにつれてどんどん高単価の素晴らしいコーチになるはずですから、連絡せずに温めておいたところで、未来だったら売れる!ということもないでしょう。


綺麗に売ろうとしない。全員に好かれていようとしない。
機会を取りに行く。プロとしての覚悟を決める。
いろんな要素がギュッと詰まった体験になると思いますよ〜!!




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