2023年に読んで良かった本、まとめてみました。
2023年もたくさんの本を読みました。
今年はいつも以上に読書に救われた年だったかなと思います。前職で心が傷つき、夏のはじめまで無職としての期間を過ごしていたのですが、その期間中は家で読書をしたり、新しい本を求めて毎週のように図書館へ行ったりしていました。
辛い現実を忘れさせてくれるファンタジー、人生で大切なことを教えてくれる青春小説、これから頑張る目的が見つかる旅行に関する本などなど、次の仕事への充電期間中に読んだ本たちは、日々の娯楽であり、前向きな気持ちを取り戻す薬にもなりました。そして読書という素敵な趣味を持っていて良かったと改めて思いました。
さて今回の記事では、今年私が読んだ本の中から特に好きだった5タイトルを振り返っていきます!読了時の感想記事と合わせてお楽しみください。
ひとり旅日和シリーズ
間違いなく今年のベストはこのシリーズでしょう。ひとり旅が読書と同じくらい好きな私としてはどの巻もたまりませんでした。
共感だけでなく、ひとり旅の新たな楽しみ方も教えてくれる内容にもなっていて、私も日和のように旅先でいろんなことに挑戦してみたい!と思わせてくれるエピソードが満載でした。3巻まで読みましたが、現在5巻まで出ているので、日和の旅先での出会いや更なる成長を見るのが来年も楽しみです。
ときどき、旅に出るカフェ
旅、おやつ、日常の謎と、私が好きな要素しかない作品でした。読むといろんな国を旅したくなります。世界中の食べ物について詳しくなれるところも楽しいです。
続編の『それでも、旅に出るカフェ』は謎解きの要素は控えめながらも、近年のご時世を踏まえた内容となっていて、ほんの少し未来の旅への期待が高まるストーリーでこれはこれで好きな1冊になりました。
あなたも私も
間違いなく「名作」と呼べる1冊だと思います。丁寧な言葉と、今読んでも色褪せない作中のメッセージが心に響く私にとっての宝物のような小説になりました。これからも時々読み返したい物語です。
黒蝶貝のピアス
数年前から気になっていた砂村かいりさんという作家さんの新刊がいくつか読めたのも今年の嬉しい出来事でした。私たちの心に潜むもやもやした気持ちを上手く言葉にしている物語が多く、これからも新作を追いかけていきたい作家さんです。
ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい
(上記の記事の2冊目です)
生きづらさを描いた物語はとても多いですが、その中でもこの作品は、今の私が欲しかった要素が特に詰まっていた内容でした。大前粟生さんはこの作品で初めて知りましたが、最近注目されている作家さんらしいので、来年は他の著作もいろいろ読んでみたいです。
最後に
私がnoteを始めたきっかけというのが「読んで良かった本を紹介し、たくさんの人に知ってほしい」というものでした。
でも様々な本がある中で、私にとっての「面白い本」と「好きな本」というのは微妙に違うなと最近気付いてきて、noteでも「本を紹介する」というよりは「読んで好きだった本について語りたい」といった思いで記事を書くことが多くなりました。その本に対する「好き」という思いは、私の記事を読んでくれた皆さんからのスキなどのリアクションを通してしっかり届いていると日々実感しています。いつも本当にありがとうございます。
来年も小説をはじめ、気になる本を見かけたらいろいろ読んでいきます。その中で好きだな〜と思った本があればnoteでどんどん触れていきたいので、今後も引き続きよろしくお願いします!
いつも記事など読んで頂きありがとうございます。日々励みとなっています。もっと面白いネタを収穫したいので、良かったらサポートもお願いします(^^)