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漫画感想

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スパイファミリーとミックスナッツ

髭男につられてスパイファミリー見た旦那がまんまとハマってジャンプラに手を出し「なんか読んでると、どんどん家族になってくけど、これからどうすんの!?!?」などと言っているのを、連載開始から追ってた私はウンウンわかる〜とニコニコしながら見てる。楽しい。

そして今旦那はずーっと髭男のミックスナッツをリピートでかけてる。私も隣でそれを聴いてる。歌詞も曲も作品の世界観そのまますぎて天才。東リベのときも恋つ

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重ちーのハーベスト

重ちーのハーベスト

あの薄くて美味しいサクサクのビスケットでもなく、ドレスコーズの曲でもなく、重ちーのハーベスト。「ミツケタゾ!」

仗助くんの賢しさと人間関係に対する絶妙なバランス感覚、億泰とのツーカーな間柄が出ていておもしろい。宝くじの売り場が券の下の方に印字されてる番号でわかるとかいう豆知識にへーってなる。4部は、どうでもいい知識にへーってなることが多くておもしろい。

カッコよくて頼れて優しいだけじゃない仗助

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鬼滅の刃19巻

鬼滅の刃19巻

鬼滅の刃の19巻読んだけど
しのぶさん強い美しいカッコいいい!!!
まさか己を毒としていたとは...
このシーンカッコよかったですね。ぞくっとした。

胡蝶しのぶというキャラクターの、聖母のような優しさと鬼に対する純度の高い憎悪が同居したアンバランスさが美しいよね。元々は真面目で頭良くてどちらかといえばツンツンした人だったんだろうけど、姉が亡くなって心の闇が深くなったんだろうなぁということを感じさ

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『宝石の国』感想(10巻まで)

『宝石の国』感想(10巻まで)

これもアニメから入って(黒沢ともよさんのウザ可愛い演技が好きだった)、しばらく忘れてたんだけど急に続きが気になって最近一気に読んだ。

主人公たちのからだは宝石でできているという設定なので、このように色がうっすらと光に透けるような描き方がされている。彼らは食事もしないし、敵に砕かれても死なないし血が出ない。『死』という概念のない種族なのである。

これは、主人公のフォスフォフィライトがいつかは死に

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BEASTARS

BEASTARS

人類が存在せず、動物たちがまるで人類のように生活するまったく架空の社会をえがいている、斬新な漫画。こんな話は今まで読んだことがなくて、去年始まったアニメで知ってからは、夢中になって読んだ。

架空の社会を描いていて、動物たちは人間のような高度な社会生活を営んでいながらも、特有の習性や体質を持った『動物』としてあくまで描かれていて、それは人類の社会とは全く違うものであるにも関わらず、私たちはこの動物

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宝石の国 11巻

宝石の国 11巻

人類滅亡後の世界で紡がれる神話。
遅ればせながら最新刊読了。

10巻は、フォスが祈りを金剛に強要して(※本来、祈りは人に無理強いするものではない)襲いかかったところで終了しましたが、金剛はお祈り機能を起動するもやはり故障しており、やはり実行できず。

待ち望んだ終焉の兆しを見て、月人のみなさんは「最後の20分をどう過ごすか」奔走して「家に帰る」。その辺りの描写は、なんか好きだった。

しかし、金

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