Photo by haruka460 【詩の雑感】 ステフアン・マラルメ「ためいき」(堀口大學訳) 9 憂 2024年4月22日 09:51 ¥100 今回の「詩の雑感」で取り上げる詩はステフアン・マラルメ「ためいき」(堀口大學訳)である。わぎもこよ、わがこころ、いま立ちのぼる立ちのぼる日やけに黄みたる秋のそこに夢見る汝が前額の方へ、はたは天使めく汝がまなざし果しなくひろがれる空の方へといきする白き噴水の水に似てわぎもこよ、わがこころ、いま立ちのぼる立ちのぼる―黄みたる太陽の永き光の立去り迷ひ吹く風の冷たくみだす落葉の群の褐いろの悩み漂へるおどみたる池水にそが果しなきもの憂さと疲れとを写したる青ざめきよき十月のやさしき碧空の方へわぎもこよ、わがこころ、いま立ちのぼる立ちのぼるステファン・マラルメ「ためいき」(堀口大學訳) ダウンロード copy ここから先は 1,211字 この記事のみ ¥ 100 購入手続きへ 有料マガジン ¥ 500 憂のノート(0) 500円 このノートを始めてから5月19日までの作品の中から特に気に入った記事たちです。 メンバーシップに加入している方々は無料で読むことができます。 購入手続きへ ログイン #エッセイ #詩 #随筆 #雑感 #マラルメ #堀口大學 #詩の雑感 9 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート