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    「アリー my love」のアリー・マクビールよろしく、日々の脳内で流れるわたしのテーマソング。

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2018年に観た映画ほぼベスト10

Twitterには字数の都合上、ぼんやりとしたベスト10をあげてみたものの、 なんだか消化不良感があるので、もう2019年になってしばし経つけどこちらに一言コメント付きで。 一言のはずがそうじゃなくなってる。順位はやや不同。 顔たち、ところどころ 御年90歳のアニエス・ヴァルダ監督と写真家でアーティストのJRが旅をしながら人々の顔写真を撮って、様々な形で展示していく様子を収めたロードトリップドキュメンタリー。とにかく二人の表情が最高(JRの目は見えないが)。そして二人が撮

    • 「ペンタゴン・ペーパーズ」と「ブラックパンサー」と「万引き家族」の感想を聞いてみると…

      ちょっとおこがましいけれど、この3作品の感想を聞くと何がわかるかというと、どの程度、相手の立場を想像できるか、相手に共感できる人かというEmpathyレベルみたいなものがわかる(気がしている)。 「ブラックパンサー」はとにかくワカンダの皆さん(男女共に)も映像も音楽もカッコよくて観終わった後に、とにかく「ワカンダ・フォーエバー」になったし、とてつもなく最高なものを観てしまった気になったけど、ワカンダとティ・チャラ(わたしのお気に入りはオコエだけど)の本当の素晴らしさは、実は

      • なにものかになりたい

        なにものかになりたくてもがいたり、なにものかになれていなくて悩む物語がすき。そういうひともすきだし、自分にも多かれ少なかれそういう面はあるのかもしれない。 クリスティン・”レディ・バード”・マクファーソンが”レディ・バード”と名乗るところにそれをひりひり感じる映画「レディ・バード」は、なにものかになりたい以外にも共感しどころの多い映画だった。 共感したポイントとしては、 わたしはなにものかになれるかもしれない、なりたい、だからこんなところにいてはいけない、というコアの考

        • ペチカってなんだっけ?

          と、童謡やら童話では聞いたような単語を思わずGoogleで調べたのはもう半年くらい前になるかしら。

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        2018年に観た映画ほぼベスト10

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          そんな彼なら(記憶から)捨てちゃえば?

          というタイトルの映画があったけど、原題は「He's Just Not That Into You」だったね、という話をしていた矢先の出来事。 (ちなみに映画は、男女の建前と本音の違いにみる恋愛模様を描く笑いあり、涙ありのオムニバス。個人的にはベン・アフレックとジェニファー・アニストンのエピソードが好き。) まさにわたしからすれば、記憶から捨てちゃえばと思っていた矢先に、そんな彼(シートベルト男)と街中ですれ違うという出来事が起こるのです。彼としてはI wasn’t tha

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          『寝ても覚めても』30秒予告編

          カンヌ映画祭のコンペ部門で上映のニュース後に原作も読んだけれど、原作でさえちょっと精神的につらいところが、生身の人間のやりとりになるとさらにしんどいこの予告編。運命の人は2人どころか1人もいないと思っているわたしの今のところの感想。

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          わたしのピュアさは「瓶につめて高級化粧品として売れそうなレベル」

          だったらしい。 そんな言葉を残したシートベルトで不倫男との一件があってからもうすぐ3ヶ月。もう好きじゃないけど、忘れるのもまた難しい。こうやって書いてるせいかしら。 そもそも「ピュア」の定義っていったい。だって30年以上生きてきて、もちろん知らないこともあるし、実際にそれ故だまされたりしているけど、それって純粋で無知、無垢ってこととは違くないのかな、と。男性の言う「ピュアな子が好き」とは?「ピュア」とか「イノセント」とか男性が幻想のようにいだくイメージがよくわからないんだ

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          既婚者の7つのサインを見抜ければ、消耗しないで済んだかもしれない

          既婚者の男性がどさくさに紛れて、いい感じに未婚のわたしたちにアプローチするとき、わたしたちがどんなに時間や気持ちを消耗するか、わかっているのかしら。 Unhappyな結婚生活をおくる既婚者に出会うたび、未婚のわたしは結婚なんぞしても不幸になる確率がこんなに高いのだったら結婚する意義、必要性ってなんだろうという疑問が深まるばかり。さらに、これだけ既婚者と巡り会ってしまう自分に何か欠けているのではないかとすら思ってしまう。実際そんなこともないのだろうけど、女性に関しては年齢至上

          既婚者の7つのサインを見抜ければ、消耗しないで済んだかもしれない

          カッコつける男=嘘をつく男という現象について考えている。

          カッコつける男=嘘をつく男という現象について考えている。

          ただの気晴らしだったのかしら 番外編

          運命のシートベルトで不倫男がわたしの世界から音もたてずに消えた後のこと。とある出会いのお陰で、見事に頂上から晴れやかな景色を見渡すことに成功したかもしれない、という話。 これまでの「シートベルトで気晴らし」トリロジーはこちらから。 ただの気晴らしだったのかしら Part 1 ただの気晴らしだったのかしら Part 2 ただの気晴らしだったのかしら Part 3 この出会いというのは、懲りずに続けていたマッチングapp経由でデートすることになったひと。 40代、

          ただの気晴らしだったのかしら 番外編

          不都合な真実にせまりたい5つの質問

          番外編で頂上に登り切る前に、一生答えをもらえないことは理解しつつ、わたしがうけた理不尽に関するシートベルト不倫男への疑問をここで投げかけてみる。 1. なぜ自分で謝れない? 私と関係を持っていた本人でなく、妻から突然連絡がきて動転する上、納得もできないんじゃないかという想像力は働かなかったのだろうか。わたしは彼のこと本当に好きだったから結構なダメージうけた上、本人からの直接の説明が一切ないまま、第三の女からも連絡がくるなんて軽めの悪夢。この奇妙な関係性には関与したくないも

          不都合な真実にせまりたい5つの質問

          ただの気晴らしだったのかしら Part 3

          8合目から頂上まで、一気に登り切れるかな。「気晴らし」トリロジー、完結か。 ワンダーウーマンな刺客からの情報提供の翌日、一筋の希望の光が差し込み、少し落ち着きを取り戻していたわたし。 そんなタイミングにFB経由で「突然すみません」という出だしのメッセージがまったく知らない女性から届く(個人を特定できる情報を除いた以外は原文ママ)。 ①彼は既婚者です ②私も騙されて1年付き合っていたが昨年末に嘘だと発覚し奥さんと今やりとりもしています ③彼は自分の嫁を精神病患者扱いして、

          ただの気晴らしだったのかしら Part 3

          未来の一手を考える仕事をしているのに、「現在」に蓋をしてそんなものないことにして「わたしには過去があるから」と平気で嘘をつけるひとに未来を語る資格はない。「現在」をすっとばした「未来」なんて都合の良いものはないのに。

          未来の一手を考える仕事をしているのに、「現在」に蓋をしてそんなものないことにして「わたしには過去があるから」と平気で嘘をつけるひとに未来を語る資格はない。「現在」をすっとばした「未来」なんて都合の良いものはないのに。

          ただの気晴らしだったのかしら Part 2

          山の6合目以降(6合目以前はこちら)に何が待ち構えていたかというと。 本人からの説明を受けていない以上、妻からのLINEに書いてあったことを鵜呑みにするのもなにか釈然としない思いを抱きながら、彼からも特に連絡のないまま2日ほど経過。 ちなみにわたしからは、もはや誰が管理しているか不明な彼のLINEアカウント宛に、彼から離婚していると聞いていたのでこの事態に驚いていること、既婚者ということだが、事実を本人に確かめさせてほしいので、妻に連絡させてもらった際に本人にも代わっても

          ただの気晴らしだったのかしら Part 2

          ただの気晴らしだったのかしら Part 1

          くどくど私の心の惨状について語ったり、さんざん脱線したりしている間に、自分自身もなんだか記憶が曖昧になってきつつあるので、そろそろこの後に起こったことの顛末を。あれからもうすぐ2ヶ月経つんだな。 わたしの運命のMr.シートベルトとやり取りを始めて1ヶ月弱、忘れもしない2018年開始早々のあの日(「言葉に救われる」というおみくじを引いた2日後)。その日は朝送ったLINEに珍しくなかなかお返事がこないので、もしやインフルエンザにでもかかって倒れたのかと心配しつつ、夜にでももう一

          ただの気晴らしだったのかしら Part 1

          運命は描きかえてしまえばいい、のだろうか。

          わたしの運命のひとだと思っていたひとが、そうではなかったかもしれないことは、あの日から2ヶ月くらい経つと、なんとなくそう思えるようになってきている。ただし、そもそもわたしがなぜ彼を「運命のひと」だと思ったかは、あれからしばし考えている(「運命」という言いかたは、やや大げさで少しずれている気もするけれど)。 そもそも「運命のひと」というか「soulmate」なんてものは存在するのか、わたしの考える「運命のひと」のクライテリアとは、現代特有の「運命のひと」を探し続ける無限ループ

          運命は描きかえてしまえばいい、のだろうか。