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フォトグラファーの収入や働き方実態アンケート実施結果

撮影マッチングプラットフォームを運営する株式会社aMiは登録フォトグラファーに対して、収入や働き方などを調査し、よりフォトグラファーの方々について実態を理解するため、アンケートを実施しました。

調査方法 :オンライン上でのアンケート調査
調査期間 :2024年4月9日ー4月19日
対象者  :AMI PHOTO登録フォトグラファー
有効回答数:159件


登録フォトグラファーに聞いた!調査結果と考察

フォトグラファー歴について

フォトグラファー歴

プロとして活動している期間が10年を超えている人が半数を超え、半年〜3年が1割強、3-5年が1割弱という結果になりました。AMI PHOTOに登録している方にベテランフォトグラファーが多いと言えます。

フォトグラファーになった理由

フォトグラファーになった理由(複数回答可)

好きなことを仕事にしている人、人に喜んでもらいたいというホスピタリティ精神の強い方がフォトグラファーを志す傾向にあると言えます。

普段撮影しているジャンル

撮影ジャンル(複数回答有)

人物写真を撮っている方が多く、その次に物撮り、イベントと続きます。ビジネスジャンルで活躍している方が多く、家族やウェディングフォトを撮っている方も半数を超えます。1つのジャンルに限らず、さまざまなジャンルで活躍している方がほとんどです。

副業について

副業の割合

8割以上は本業がフォトグラファー撮影を副業にしている方は2割弱と、撮影を軸に仕事をしている方がメインになります。

撮影マッチングプラットフォームの利用状況

登録のみ:11.3%
稼働あり(10回未満):22%
稼働あり(10回以上):55.3%
メインの稼ぎにしている:8.2%
その他:3.2%

撮影マッチングプラットフォームをメインの稼ぎにしている人は1割弱で、ほとんどの方は収入の1つの柱として利用していることが伺えます。

集客方法

集客方法(複数回答可)

撮影マッチングプラットフォーム以外だと、ほとんどは口コミや紹介で仕事を増やしており、その次にSNSを活用して集客しています。その他営業やホームページなど、さまざまな方法で仕事を増やしているようです。

収入について

フォトグラファーとして1年でいくら稼ぎましたか?
平均年収おおよそ421万円

収入分布

フォトグラファーによってそれぞれ(本業や副業の方もいるため)ですが、600万円以上稼いでいる方が2割近くと想定よりも稼いでいらっしゃる方が多いことがわかりました。

月に平均すると何件くらい撮影していますか?
約20件前後

月の撮影件数

月にどのくらい休んでいますか?
月に平均して4〜8日程度

休みについて

フリーランスで自分で案件を管理しているため、休みは予約に応じて自身で決めているというフォトグラファーが多いようです。
繁忙期は休みなく、閑散期はまとまった休みを取れるという方も多そうですが、休んでいる期間は収入がストップするという不安定さがセットになります。

今の課題について

感じている課題(複数回答可)

半数以上の人は収入についての課題を感じています。また、フリーランスの方が多いので、繁忙期の問い合わせが多く、閑散期とのギャップに課題を感じている方も多いです。

安定して収入を得ることがフリーのフォトグラファーにとっては非常に重要だと言えます

郊外など案件数の少ないエリアのフォトグラファーも含め、もっと撮影件数を増やしたい、単価を上げて欲しいと感じている方々が多く、今後の将来に不安も抱えている方も。また、単独で活動されている方も多く、他の方々との交流を望んでいる方の声もありました。

まとめ

人に喜んでもらうために、好きなことを生業としてフォトグラファーを選び、腕1本で稼いでいる方がとても多いということがわかりました。

AMI PHOTOに登録しているフォトグラファーはプロとしての経験も長い方が多く、収入も一般の収入以上に稼いでいる方もたくさんいらっしゃいます。ただし、予約状況次第でスケジュールが左右され、将来に不安を抱えている方も多いのが現状です。

フォトグラファーのためのプラットフォームとして、まずはフォトグラファーの収入の底上げ、売上の安定化に寄与していく必要があると改めて確認する結果となりました。

▼ AMI PHOTO
プロフォトグラファーが
世界中で活躍できるプラットフォーム


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