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単価を上げたい全てのフォトグラファーへ

インターネットによって情報の透明度が上がり、同じようなモノやサービスを容易に比較検討ができるようになりました。

分かりやすい例だとAmazonが物流にも革命を起こし、これまで情報が行き届かなかった場所でもサービスを提供するようになったことで、同じような物を高い価格で提供してきた業者の商売は立ち行かなくなりました。
一昔前は大型スーパーやチェーン店などが郊外エリアに進出したことで、地元の店舗が閉鎖を余儀なくされました。

革命が起こって世の中が便利になる度に、これまで営んでいた商売は余儀なく撤退させられるという歴史は繰り返されてきたのです。


「今までだったら⚪︎⚪︎だったのに」と言っている間に時代は移り変わり、モノやサービスの顧客価値は変化していきます。

ダーウィンがかつて唱えた自然淘汰説は生き物だけでなく、会社やサービスも生き物と同じように生存競争の中で変化できないものが淘汰されていく。

産業革命の時代、機械を叩き壊していた職人たち。
時の流れは不可逆であり、機械を叩き壊そうが、不買運動を起こそうが、変化をなかったことにはできません。

価格破壊が起こったレッドオーシャンで命を削って苦しみながら生き延びていくのにも無理があります。

私たちはこの業界でどのようなポジションで生き残っていくのか。ちょっとしたことでもびくともしないような超大型コンテナ船ならばともかく、我々スタートアップが激流に逆らったところで、救うべき人達もろとも沈んでいくのは目に見えています。世の中の変化を受け止め、柔軟に適応し、新たなマーケットの創出を狙いながら勝ち筋を見出す必要があります。

私たちはフォトグラファーの方々の空き時間を活用しマッチングすることで、利用者にとっては良い品質のサービスをリーズナブルに、フォトグラファーにとっては空き時間で少しでも多く収入を増やしたり、新たなジャンルの経験値を積むお手伝いをしていくことに取り組んでいます。

フォトグラファーの空き枠を埋めていく

繰り返し撮影ニーズを抱える企業様との提携により、より多くの撮影案件を隙間時間にマッチングできるようになりました。クライアントへの営業やスケジュール調整など、面倒な業務を我々プラットフォームで巻き取り、撮影に集中できるようサポートしています。今後も引き続きより多くの企業様との提携による撮影マッチング件数をあげていくことで、これから経験値を上げていきたいフォトグラファーや、閑散期など空き時間に稼げるようなサポートを行ってまいります。


その上で「単価を上げたい」という要望をよく耳にします。
「この人に撮ってもらいたい」「とにかくクオリティーの高い撮影をしてほしい」というようなこだわりのあるピンポイントの撮影に関しては、SNSなどでも簡単に繋がれてしまう時代、我々のようなプラットフォームを通す理由をどこで作るのか(例えば海外インバウンドアウトバンドや企業同士の契約周りでは需要ありそう)という課題があります。

プラットフォームとしてまずは世の中のすべての人にプロの撮影を身近に感じていただくことを実現することで、プロの撮影を体験した利用者が「次の撮影はこんな人に撮影してほしい」などのこだわりを醸成され、指名マッチングなどの単価アップへ寄与できるチャンスはあると考えています。
また、営業やクライアントのやり取りなどの撮影以外の業務を短縮したり、移動効率などを上げることで稼ぐ時間をより増やすなど、単に1時間あたりの単価を上げるという発想ではない方法でフォトグラファーの時間単価をあげていくことも模索しています。

顕在化されたマーケットで戦い、潜在的なニーズへアプローチしていく未来

フォトグラファーの方々には我々のようなプラットフォームをうまく活用していただきながら、自身の単価アップのための努力は個別で行なっていく必要があるのだと思います。我々のサービスを通して撮影そのものに価値を感じていただける方を増やしていくことに取り組んでいただける、柔軟に自らを変化させ、より早く、より良い未来へ進んでいく方々と共に我々も一緒に成長できるようこれからも努力してまいります。

▼ AMI PHOTO
プロフォトグラファーが
世界中で活躍できるプラットフォーム


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