ぐらしあすの「初心を取り戻す瞬間」

昨年ぐらしあすは、都会から離れ海に近く山の囲まれた田舎に移住した。

移住したいとは思っていたが、内心都会から逃げたかった。

なんのために移住したかというと、ある職人になりたいと思ったから。
その職人になるには師匠に弟子入りし、1年間は無収入でもやっていける状況でないと、スタートの段階から無理。

都会にいるときから、なんどかその職人のもとへ通い、仕事を見に、体験させてもらっていた。

現実問題として、1年間無収入では暮らしていけない。

ぐらしあすのお金のないことと、病気のことを伝えると、責任もって受け入れられないと。
話をする前のウエルカム状態と、話をした後の心的距離を離されたという実感がすぐに沸いた。

だから今、ぼちぼちとある程度ゆるい職場でゆるく働いている。

時間は止まってくれない。
だが、気持ちは後退したり前進したり。

いったい何のために移住したのかと自問自答することが最近多くなってきた。

今のままでぬるま湯につかった(それでもストレスはもちろん大きい)状態で安穏としていては、なんの楽しさや希望すらうっすらとぼやけている。

今の仕事をする限りは、今の状況をより良くしようといろいろと考えてはいるが、一緒に働いている定年退職をした、或はとっくの昔に定年退職して、年金を受給しながらアルバイトとして働いている部下との距離感が難しい。

指示をするにもやんわり言わないとそっぽむかれる。
このころ合いがものすごく難しくて、毎日頭の前から脳の中心にかけての鈍い痛みが続く。

「いったい自分は何してんだ」という気持ちが渦巻く。

1年後くらいには、師匠の下に丸裸で行きたいと改めて感じている。

どうせなら、もう思いっきりやろう。

課題はお金。

こつこつとお金を貯めないと近づけない。
こころも戸惑い続ける。



ディプレッションまっさかり。ぐらしあすの「こころの声」を中心に、自分が体験したことや、時折感じる何のエビデンスもない、主観の記事も徒然に書いていきたいとおもいます。よろしくおねがいします。