ぐらしあすの「森田療法の神髄について②」

前記事から2か月とちょと経ってしまった。

実は、移住先Pref.から地元に戻って来た。
引っ越し業者に頼まず自力で引っ越ししたので、新居でネット回線もつながり、ようやく落ち着いたようなそうでないような。
いくら生まれ育った地元と言えど、5年間移住していたので、新たな環境に馴染むにはまだ時間がかかりそう。

さて、森田療法について話を戻そう。
絶対臥褥が終わり、約20名のメンバーから歓迎された。
メンバーの男女比は約1:1。
年齢層は、高校生から60歳代くらい。
仲間として迎えてくれたのである。

見た感じ、カルチャーセンターかなんかで約20名が集まっているようなごくごく普通の雰囲気。

食事の席などは特に決まっていないのだが、どこにでもあるお決まりの自然とぼんやり決まるお席。
4人掛けテーブルに1席空いていた。ある女性が、自席の前の開いている席を指さして、「ここ空いてますよ」と言ってくれたので、そこがぐらしあすの席となった。よく見たら、他にもテーブルに空きがちらほらあった。
思うに、その女性はぐらしあすを見て安心できたのであろう。

森田療法の1日の流れにはルーティンがある。
医師が同席しないことがほとんど。
グループにはリーダー1人とサブリーダー2人がいる。
朝起きて、テレビラジオ体操をして、朝食。

そして最初の作業は清掃である。
リーダーが指示を出して、病棟内1周の掃除を「Aさんはここから時計回りに、Bさんはここから反時計回りに窓と手すりを拭いて行ってください等」
窓を拭くメンバー、床を掃除するメンバーなどに分かれて、1階から4階まで行う。因みに森田療法グループは1階に入院している。

それが終われば病院外の清掃が始まる。病院の窓の拭き掃除や、掃き掃除、
花の水やりや、溝掃除等。ちょっとユニークな役割に犬の散歩がある。
交代で犬を決まったルートに散歩に連れていく。餌やりもある。

それらが終われば一息ついてゆっくりとお茶などをする。

過去ログにもあるように、1日は上記のような内容で始まる。
その後は、前月にメンバーみんなで決めた、午前と午後のプログラム、そして毎晩の勉強会、森田療法の治療の一環である主治医に日記を提出する。
日記と言うのは、今日一日何をしたとか、何を快く感じたとか、何が不安に感じたとかを記入し、ナースステーションに提出。翌日に主治医がコメントを添えてノートを手元に返してくれる。
それをみんな興味津々で見る。

1日の流れをさっと書いてしまったので、抽象的ではあるが今日はここまでとしたい。
書きたいことは山ほどあるが、ちょっとPCのキーボード打つのに、目が疲れてきた。
続く。


ディプレッションまっさかり。ぐらしあすの「こころの声」を中心に、自分が体験したことや、時折感じる何のエビデンスもない、主観の記事も徒然に書いていきたいとおもいます。よろしくおねがいします。