花粉症も予防ができる?!
こんにちは、Amiです!
少し昼間の陽射しは春らしくなってきて、寒暖を繰り返しながら芽吹く季節になってきました。
そう、芽吹きの季節…といえば、辛くなってくるのが『花粉』ですね!
最近そろそろ目のかゆみ、鼻のムズムズ感じていませんか?
そんな花粉症の方に、今日は朗報があります。
実は、花粉症は自分のチカラで少し予防することや改善することができるのです!
もうお薬に頼って、頭がボウっとしたり眠気に襲われたり、毎年この時期に憂鬱にならなくても良いかもしれません。
今日の紹介は、もちろんこれさえすれば一撃!というような即効性のあるものではないので、今日から取り組めることがあると知るだけで、ずいぶん気持ちの変化はあると思いますよ🌿
まずは花粉症のメカニズムを知ろう
はじめに、なぜ花粉症になってしまったのか?
「アレルギー体質だから、田舎暮らしだから、私は仕方ないのよ」と思っている方いませんか?
これは私自身も当てはまることであり、そもそも私も辛い鼻炎や目のかゆみに年中悩まされていたからこそ、メカニズムを考えるきっかけとなったのです。
花粉症は、正常な免疫機能のはたらきによる、身体を守るための防衛反応
そもそも、花粉(アレルギー物質)というのは身体にとっての異物です。これが身体に入ってきた時に、やっつけるために備わっているのが免疫機構ですね。
風邪をひいた時、ウイルスをやっつけるために熱が出るのと同じです。
ただその異物の種類によって、免疫の働き方が異なるため、症状は原因物質によっても、また個人によっても症状の差が出てきたりします。
症状の程度は何によって決まるのか?
ここからが本題です。
みなさん「今年は花粉が多いから、症状がひどい」ってよく言いませんか?
また、家族に症状が出始めたけど、「あれ?私は今のところそうでもないな」ということありませんか?
もちろん、アレルギー物質をたくさん取り込んだ方が、より防衛反応が強く起きるということもあるし、個人により反応しやすい原因物質が違うことも考えられます。
しかし!先ほども言った通り、アレルギー反応というのは、身体の免疫反応です。
インフルエンザが流行っていても、自分はかからないことがあるように、
自分の身体の調子次第で症状の程度も変わってしまうのです!
では、どんなことが影響しやすいのか?
・腸内環境(栄養)
・ストレス
・睡眠不足
・運動不足、過剰な運動
・環境の変化 など....
<腸内環境と免疫>
まずは免疫機構というのは70%は腸内環境が担っています。
自分の身体に取り入れている栄養素や、その排泄状態によって、腸内環境が崩れると、それに伴い腸で暮らしている免疫細胞のバランスも崩れてしまいます。
また腸管免疫というのは、外部とつながる口から直接入ってくるものを退治するために、その反応性も速く、重要な役割があります。
<ストレスと免疫>
ストレスというのは、いろんな種類がありますが、例えば何か発表を控えているなどの一時期的なものや、人間関係が合わないなどの持続的なもの、子育てや介護疲れなどの長期的なもの...
しかしいずれにせよ、常に身体にも精神にも何らかのストレスがかかった状態が持続すると、自律神経のバランスが崩れます。
この自律神経こそが免疫との関わりがあります。
そう考えると、
<睡眠と免疫>
<運動と免疫>
<環境変化と免疫>
などもストレスとの関与や、自律神経との関係からも理解しやすくなりますね。
花粉症は生活習慣病?!
ここまで読んでいただけた方は、花粉症ってすごく私たちの生活習慣に起因していることがわかりますでしょうか?
まず、ここまでの要因の中で、自身で免疫力を上げるためにできそうなことがあれば、少し取り組んでみてください。
花粉の時期の1ヶ月ほど前からだけでも生活習慣を見直すのです。
これだけでも実は効果があります。私自身は、普段から健康には気を使っていますが、花粉の時期はさらに気を使います。
例えば、「10時には寝よう」「排泄リズムにさらに敏感になろう」「バランスの良い栄養を心がけよう」というようにです。しかしそうも上手くいかない時はこれです。「花粉対策はストレスを溜めないのがいちばん!」といろんなことを割り切っています。笑
・腸内環境改善に良い食事を意識する。
乳酸菌、食物繊維を多く摂る。動物性タンパク質、油脂は控える。
・良質な睡眠を意識する。
睡眠はできれば夜22〜24時までに布団に入り、8時間以上寝る。
就寝前は携帯やPCなどのブルーライトを控え、リラックスして過ごす。
・ストレスは溜めすぎないようにする。
これが一番難しいかもしれません。しかし大切なのは、ストレス解消といって暴飲暴食をしないようにするとか、好きな香りを使ってお茶を飲む・マッサージをする・湯船に浸かるなど、行いやすい方法で良いので免疫に良い方法を選んであげてください。一時的なストレス解消は、逆に症状悪化によるストレス増悪につながるかもしれませんよ。
どれが1番良い、この方法さえすれば良いというものではありません。自分の中で見直すべきだな、と心当たるものがあれば、取り組みやすいところから変えてみれば良いのです。
とはいえ、花粉症って本当に生活習慣だけで変わるの?という方のために、今日伝えたいことはもうひとつあります!
『呼吸と背骨の動き』 が花粉症の救世主!
腸内環境と自律神経が免疫機構に関与していることは、お伝えしてきましたね。
これらを自分のチカラで整えることができる可能性はないのか?
それがまさしく『呼吸と背骨の動き』なのです!
そもそも、花粉症の症状が強く出ている時というのは、交感神経が優位に働いていたり、咳やくしゃみが続いたりすることで胸郭や胸椎(首より下〜背中の真ん中あたりまでの背骨)が硬くなっています。
また鼻詰まりによって呼吸が浅くなったり、リラックスしにくい状況により内臓も働きにくくなっています。
これらの2大救世主が
①深い呼吸 ②背骨の柔軟性 です!
これら2つが重なることで、深い呼吸により、胸郭・背骨・横隔膜の動きを少しずつ改善することができ、内臓への刺激にも繋がります。
副交感神経優位へと導き、身体をリラックス方向へ誘導してくれるのです。
例えば、ヨガのポーズでいうと有名なキャット&カウのポーズなどは、胸椎の動きを引き出しながら、お腹にしっかりと空気を送り込む呼吸を意識して動くことができます。
こんな運動でないといけないというものはありません。
手軽で痛みや辛さがなく、自分にとって心地よくできるものをオススメします。
一番大切にして欲しいのは、
普段よりもゆっくりと、呼吸と動きを連動させて動くことです。
気持ちよく動くことで、こころもリラックスできたり、少し生活習慣を整えることにもつながっていきますよ。
何事も無理をせず、自分の身体を大切にしてあげることで、症状緩和につながるかもしれませんね。
さて、ここまで読んでくださった皆さんが、
今年は、あるいは次のシーズンには、皆様の花粉症が少しでも、「辛いもの」から「付き合っていくもの」に変わっていることを願っています🙏
皆様のHappyにつながりますように🍀
最後までお読みいただき、
ありがとうございました!
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