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自分の人生は自分のもの

最近、人事関連の書籍を読んだ。「ジョブ型」に関する書籍である。
要旨を簡単に言うと、
・旧来の日本企業は新卒一括採用で「就社」し、一社で仕事人生を終えることが多い。若いうちは意気揚々と仕事に励むが、自身の出来ることが見え始める中高年になると会社へのぶら下がりが出始めて、仕事力が落ちていく
・一方ジョブ型は「就職」であり、企業と個人が対等な契約関係。自身のキャリアは自分のもの、企業側は必要な時に必要な人材を雇うことが出来る。
というものだ。

日本企業においてこの移行が進むのか?について難しい話でなく、「自分で自分の人生の選択をする」ためにすべきことを書いていきたい。

「自分の人生は自分のものだ」
これには異論がないであろう。ただ、こと日本においてはそれが実践されていないケースが多い。
「いい学校を出て、いい会社に入って欲しい。」という親の期待
「お前はxxに向いてる。xxを目指すべき。」という先輩の教え
「そんなことをすると社会的に干される。」という社会の目
周りとの調和を優先する日本の慣習の中で育ってきた日本人は、「周囲の期待に応える」ことを優先しがちである。
結果として、「自分はどうありたいか?」を考える機会も少なく、時には「xxに良かれと思ってそうしたのに裏切られた」等のコンフリクトが出る。

解決策は、「常に自分の意志で選択する」ことである。
①(ホントは1分1秒の使い方から人生の選択ではあるが)少なくとも誘われたり提案されたりした際に、「結果は自分の責任」であることを意識する
②勧誘・提案のメリット(利益)が自分にとって欲するものか?を確認する
③そのメリットを得るための手段が他にないか?を考える
④どの手段でそのメリットを得るのが良いか?時間・費用・成功確率・リスクを踏まえて判断する
⑤判断した結果失敗したのは自分の判断が誤っていたと認識。失敗理由を他責にせず、「次はxxをちゃんと調べて判断しよう」と次の自身の判断に生かす。

これらを実践していけば、「騙された」とか「xxは信用できない」などと言う不毛なストレスはなくなるであろう。
皆さんが自身の人生を自身で選択し、よりよい人生を築き上げていくことを願っている。


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