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テレワークに適応できない人は取り残される

3度目の緊急事態宣言が延長され、テレワーク環境で仕事されている方も多いのではないかと思う。業種によってはフル出社、もしくは週1-2回で出社されている方もいるかもしれない。
緊急事態宣言が明けた後、もしくはワクチン等によりコロナが収束した後に、「コロナ前と同様にフル出社しよう/したい」と思ってしまっていないだろうか?
もしそう思ってしまっているのであれば取り残される。コロナ後の世界は変わる、テレワークに適応できるようになろう。

よく言われていることだが、日本ではテレワーク適用率が極端に低い。その理由は様々言われているが、要は「対面の方が楽だから」という理由でしかない。ただ、果たして「対面の方が楽」なのだろうか?本当は「対面の方が楽」なのではなく、「今までと変わらないのが楽」であるだけだ。
実際には満員電車に乗って出社する必要もなく、意味なくスーツを着る必要もなく、取引先訪問などで動き回る必要もなく、不必要な会話をする必要もない。テレワークの方が圧倒的に楽なはずだ。

「対面で話さないと気持ちが伝わらない」「対面で話さないのは失礼だ」という意見があるかもしれない。が、考えてみて欲しい。
例えば電話がなかった時代を想像してみよう。連絡手段は電報・手紙・対面のみの時代である。そこに固定電話や携帯電話が出て来た時、「会話は対面で行わないと伝わらない」と言って電話を使わないという選択肢が正しいと思うだろうか?今や携帯電話を持たないビジネスマンはほぼおらず、普通に電話を多用しているはずだ。対面と電話の会話法の違い(「今よろしいですか?」「通話のままお待ちください」「では確認出来次第折り返します」)など、今や無意識に近いレベルで習得しているのではないかと思う。
誰でもPC/タブレット/スマホを持ち、ほぼストレスなくビデオ通話ができ、更に何かを表示したり調べてそのままシェアしたりできる環境があり、対面と紙資料での仕事など、あっという間に古いスタイルになるであろう。

”うまく使い分け” るのではない、テレワークが基本であり ”どうしても対面が望ましい時だけ” 対面で実施すべきなのである。
コロナ下でのテレワーク促進は、ムダな仕事・非効率な働き方・何となくの慣習を払拭する絶好の機会だ。元に戻ろうとせず、未来の働き方をいち早く習得できるようにしていこう。

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