見出し画像

日記をつける / 24.4.8-24.4.14

2024/04/08

公園の丸裸の木も、よく見ると枝の先の方から新芽が出ている。

午後から雨が降るので予兆の頭痛。報告連絡相談してたらいつの間にか定時になっていた。これは一体何が起きているのか。今日エディター開いたっけ?と思って小一時間残る。結局エディターは開いていないのだけど。

SNSを見ていたら出禁になるファンの方の話で持ちきりになっていた。
読ませる文章を書けることと、正しさの認知が健常であるかどうかってあまり関係がないこと。ちょっと怖さに引っ張られそうで周辺の反応を見ていると、自分もいつでもああなってしまうかもしれない危うさがあると自覚している人が多いんだろうなってことも分かる。心から自分は正しいことをしている(その行動が実際正しいかどうかは置いておく)と思える人はそれはそれで羨ましいけれど、自分はそうはなれないだろうなあとも思う。なんでも試行錯誤で手探りの暮らし。

おいしいシュークリームを食べた。雨が降っていたので予定を繰り下げ。
人の優しさばかり受け取っていて私は何かできているだろうかと考えてしまう。昨日届いたジャケットが本来の役割で登板する機会がそのうちあるみたいで、もう買って良かったなあと思ったりした。

2024/04/09

朝に雨が降っていた。複数回起きて結局ギリギリに布団を出た。自転車ころがすと寒い。腹巻きとかしてても良かったのかもしれない。
昨日あれだけ溜め込んだタスクは午前でだいたい吹っ飛んでいった。なんだったんだ。予習の必要な事も増えたのでそれは少しずつやろう。

週末に出かけるなら今日明日で荷を詰めないといけない。お天気はどうなるだろう。日中の眠さはだいぶなくなった。昨日は元気があまりなかった。今日は午後次第だなと思う。お茶の三番煎じはほぼお湯。先延ばしにする口実を探しているだけかもよ?

比較的調子が良いけれど、どの要素で改善されたかは不明という感覚。
とはいえ気温が上がりきるまでは油断禁物。

うわー面倒な改修だと思ったが30分で終わった。なんだったんだ。
それにしても結構な肩こりを感じてる。蜂蜜入りヨーグルトおいしかったな。ラジオ聞きながら荷物のピックアップ。

一部分だけ見ることができたので後から見る。

2024/04/10

調子は良いが肉体が疲れてる感覚の日。膝が痛い。ちゃんと座れているだけでもかなり楽にはなるのだけれど。
土曜日に早朝の飛行機を取っていなくて良かったと思うことあり。

会社の外に出て散歩。中学生に混ざって歩く。公民館の桜の通り抜けは結構葉桜になっていたのだけど、チューリップが見頃だった。17時の時点でお腹が鳴るくらいの空腹。仕事に対する視野が狭くなっていないか。本当に棚卸を少しずつやっていかないといけない。

スーツケースの発送を準備する。気温差がどう出るか分からないが勝負だ。
明日は歩いて出勤できそう。しっかり眠たくなってきた。調子は良い、肉体が疲れている。いや連絡系統でむちゃ混乱したから調子も悪いかも?

お風呂にじっくり入ってさっと寝ることにする。
明日から全部ちょっと頑張りどころだ。

2024/04/11

やる気が出ないので、つい緊急性の低いすぐ終わるものを片付けてから緊急性は低いが結構時間を要するものに手を付けている。良くないパターンだぞ!精神か肉体かどちらかの疲労。

通院。現状今の調子がベストの可能性がある伝達。手短に済むのは良い便りではある。

歓迎会の季節で飲み屋街がごった返していた。
どこかで食べて帰ろうかとも思ったけれど、家でスープを飲んだ。

2024/04/12

少しかっちりする予定だから、指輪を足したい気分だった。この前サンプルで貰ったエスティ・ローダーのファンデ使う。
心地よいお天気。花は見頃。明日から休みを取った実感がない。

うわっ!ややこしい!こんなん半日かかる!と思っていた仕様のものを作ったら一時間で大枠ができた。何だったんだ。
後半ちょっと勝負どころかもという話になる。

給湯室でコップを洗う時の水が光を弾いている。
業務で遠出。内勤にとっておやつを買いに出るくらいは何とも思わないけど、仕事中の移動時間はとても不思議。
電車の中は春と冬の服。制服とスーツ。街にたくさん出ることでファッションの場数は鍛えられる、と思う。

電車はたくさんの川を越える。ここで生まれ育ったら子供の頃の原風景とはどうなっていたんだろうという景色もある。

遠出のお仕事は楽しかった。
人と話すことは得意ではないが苦しくもない。むしろ楽しい。といってもお仕事自体で発した言葉は二言ぐらいだったのだけど。

自分に足りないところや型を見つけた方が良いところ、たくさんある。わざわざ苦しむことはない。楽しいな。

2024/04/13

朝起きると鳥の声がして、外を見ると若葉をたくさん見ることができる。静かな土曜日。

身支度、ご飯と蒸し野菜。おなかがほんのり空いてるような。鍵を締めて外に。

学生が持ってる単語帳のビニール付箋がひしめいてミラーボールみたいにきらきら光る。
新大阪に早く来すぎたのでジュースをしばく。駅弁は柿の葉寿司。人の装いは様々。でも昨日もそうだけどぐっと春に近づいた。過去最軽量の手荷物ということもあって、三泊四日の旅行をする実感がなかったけれど、ホームに出るとにわかに嬉しくなる。どこにだって行けるよ。

車窓から桜並木を少なくとも5回は見た。こういう行楽シーズンど真ん中に遠征するの初めてかも。いいえ忘れているだけかも。
名古屋を出て駅弁食べて眠っていたら新横浜まで着いていた。浜松までは記憶がある。新横浜で都市だ!と思い、品川あたりで都会だ!と思う。

お友達と合流。東京駅から銀座を散歩。土地は高いはずなのに売り場にゆとりがあって良いね。銀座無印のコーヒースタンド、グランフロント大阪のやつとはまたメニューが異なる。

歩行者天国のエリアに出て、ブノワニアンへ。両国の時はすっかり忘れていたこのお店にどうしても来たかった。地下のカフェへ。チョコレートのお店は春でも少しひんやりしている。

ブノワニアンですよ!ブノワニアン!

90分の贅沢。チョコレートとカカオで構成されたチョコレートの全部を楽しめる繊細なパフェ。お茶やコーヒーはフリーサーブ制で飲もうと思えばいくらでも。接客してくれたおじさまが良かったな。

ブノワニアンのチョコレートパフェ

これどうやって食べるんだろうねえと来る前から言っていたけど、上のチョコレートをどのようにするのも自由らしい。多分、全部混ぜちゃっても良い。割ったり混ぜたりを楽しむ。

カカオの果肉でできたジュレが他の素材のどのような食感も上手く包みこんでくれてどの層も全部おいしかった。少し背伸びして楽しみに来て良かったな。チョコレートサンドを一階で買って帰る。お話もお散歩も楽しかった。好きな人のうれしいを教えてくれることは私もうれしいよ。本当にどこ歩いていても花が咲いていて、散策だけでもお花見ができるね。

ホテル着。スーツケースは部屋に入れてくれていた。思えば全部チョコレートで構成されてるからそらそうなのだけど、パフェで上がりきった血糖値がどんと下がってベッドに腰掛けた瞬間に空腹状態に襲われる。びっくりしちゃった。予定を入れようかと思ったけど近場のコンビニでヨーグルト買って凌ぐのが精一杯。安定してきたら再びコンビニでお夕飯仕入れて一時間くらいかけて食べる。部屋に一人、静かな夜だね。自分の本来のリズムはとてもゆっくりであることを思い出してくる。

ぼやぼやノートに思ってること、今日のことを書いて、頭がリラックスしてきたら程よいタイミングで眠る。ブランケット持ってきたら良かったかもなあと少し思った。

2024/04/14

カーテンの隙間から日が入るようにしていたら、6時前に目が覚めた。身支度。今日は忙しい。ブランケットを借りたら良かったなと思った。
朝ご飯は少し歩いた先のレストランで。貝のお味噌で嬉しかった。明日は洋食食べたいね。ランドリー使うのは明日でも良いかも。

ラウンジにコーヒーマシン(紅茶やジャスミンティーも飲める!)があるのでコーヒー入れて昨日の日記書く。瀬戸内海にゆかりのあるホテルなのでカーペットの柄がオリーブ。ラウンジのソファが座り心地良い。一日書き物とかできそう。

休日の浜松町は静かで、朝の空気もほがらか。旧芝離宮恩賜庭園に向かう。桜はそれなりに葉っぱだけど、遅咲きのものはぴんぴんげんき。

池を見ながらぼんやりする、水鳥が陸に上がって草を食んでる。日差しが強くてあたたかい。ビルや駅に囲まれているのに、時間の流れが全然違う場所に手軽にアクセスできるのが東京の良いところ。水の反射と青い空をぼんやり見ていた。何もしない時間が好きだ。

友人と合流するため水道橋へ。初めての後楽園ホールは仙女になった。偶然にも日時がちょうど良くて、断片的には知ってるけど直接見てみたい人がたくさんいるカードだからというのが今日来た決め手。とてもいいきっかけになると思ったから。

後楽園の階段や天井を実際に見るのは初めて。木の椅子に座るのも初めて。出会う人と生写真の取引やプレゼント。試合時間が短めなんだなあと対戦カードの紙を貰って思ったけれど、それはそれでテンポが良いということ。
とっても楽しかったことと、初めて見る人もとても良かったねということと、後楽園のサイズ感が頭に入ったことは大きい。
配信は想像するのも楽しいけれど、現実の輪郭を得てから改めて見ると味わいが変わってくる。夕方からもう一つ現場があるのに広田さんの試合が面白すぎて化粧が落ちた。チーム200キロめちゃくちゃ良いし、初めて生で見たVENYさんは格好良かった。セコンドの選手達の、観客に離れて逃げてもらう捌きが上手い。DASH・チサコさんの築城が早くてびっくりしたなあ。

エレベーターを降りて、木の根のような妙なオブジェが張り巡らされている駅に入る。神楽坂の近くでお友達とラム肉を。口が程良くひりひりするスパイスの効き加減。野菜の串もラムの餃子もおいしかったねえ。窓から入る日差しがきれいだった。餃子の餡が選べたらしいので今度は違うものを試しても良いかもね。

神楽坂を散策しつつ駅に向かう。個人の商店もチェーン店も元気なエリアだ。ここも歩行者天国。友達と分かれて豊洲PITへ向かうことにする。物販がほぼ売り切れてると聞いているから逆に気が楽だ。地下鉄はどこまでものびている。

豊洲まで出ると空気はがらりと変わる。子どもたちがのびのび遊んでいる、シャボン玉が飛んで、流しの歌手の声が妙に心地よく、その直ぐ側に海が広がっている。ふと、夜に一人で海を見ることが好きな人が海の側でライブをすることは素敵なことだなと思った。

海っぱたの会場に向かう

Kent Ito 1st LIVE 〜咲音〜へ。

豊洲PITは人がたくさん。自分を含めてオタクの方しかいない空間も久々。FC先行ですら後ろから数えたほうが早い席順に、オタクの忠誠心を受け取ってしまうね。独特な一団に混ざる。

歌が聴きたいとか、会いたいとか、そういうことではなくって見届けるために来たのだと思う。2015年からもう9年経っている。あの頃は、そういうのも夢だけどリアリティはないねとオタクの間で話していたこと。伊東さんの作るライブというものを知りたかった。だからほんとに前の人の背も高くて雰囲気を楽しむ気配濃厚の席だったのだけど、始まってみればとても良かった。

バラバラの色で光るペンライトが良いと言って、声が示すとおりに人としても芯が通ってまっすぐなのにどこかどたばたしていて、どうしようもなく不器用で譲らないところもあって。MC入る度に元気かどうか聞いてきたり、最後の最後でなんだかズレたり。キャラクターのガワを取り去ったときに音楽に向き合う姿を生身で知りたかった。ライブをやる伊東さんを見たかった。受け取るものはたくさんあったから、またいつかふらっと楽しみに向かいたい。

豊洲でライブをやるから帰りやすい浜松町に宿を取ったのだけど、終演後に時計を見て、思い立ったことがあってモノレールで帰らなかった。
新宿へ。それからお話とおやつとお酒を少しだけいただいた。うれしい気持ちを抱えて、日が変わるギリギリ前に浜松町に戻った。

この記事が参加している募集

私の遠征話

一度は行きたいあの場所

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?