「やさしくなりたい」と言って子どもが泣きました。今日の言葉#31

以下の記事、いい記事だなぁと思う。

特に、子どもが自分の怒りという感情に気が付き、
自分からそれを解決しようと、
自分でお茶を飲みに行ったり、
「だめだ!今日は怒っちゃう!どうしよう」と
助けを求めてくるようになった、と言う話を聞いて、
色々私も思い出した。

自分の育児メモを読み返したら、
1歳5ヶ月の時に既に、
子どもが叫ぶので、イライラしてしまう
と書いている。

たしか2歳か3歳の時、
子どもがソファーで泣いていた。
聞いたら、
「どうしても、叫んじゃう。叫びたくないのに。やさしくなりたいのに・・」
と言ってシクシク泣いている。

子どもが自分でも自分の感情に戸惑い、
どうしていいのかわからない、と言っている。
どうにもならない自分と戦って、
でもどうにもならなくて苛立って、
叫んでしまったり、怒ってしまったり、叩いたりしてしまう
そんな自分を認識しているんだ。

そして、つい最近、5歳になった子どもも、
就寝前、あることで悲しくて涙が止まらない時、
「ギューして」と言うので、
ギュッとしてあげて、
それでも涙が止まらない。

「水飲む?」「寝れる?」
と聞くけど、首を横に振る。

「深呼吸しよう」と言って、してみると、
少し落ち着いたけど、
また思い出して、涙が溢れ出てきてしまう。

そんな時に、自分から「絵本読もう」と言ってきた。
明日のプリスクールの時間を考えたら
一刻も早く寝たほうがいいな、と思ったが、
「1冊だけね」と言って、
私が読み始めると、

「絵本を読んでいたら、涙が止まってきたよ」
と言うので、

なんだか、すごいなぁ・・と感心した。
感情の波に自分で気づけているような、
客観的に捉えているような
そんな姿に驚いた。

怒りにしろ、悲しさにしろ、
湧き上がる感情をどうしても堪えきれなくなる時がある。
誰にだって、大人にだって、自分にだって、
ある。

それを、我慢しろ、と言っても難しいし、
我慢するべきものでもないと思う。
ただ、湧き上がってくるものに、
どう対応するのか、
いろんな方法を自分で試すことが
できるようになれば、
自分も少し楽になれて、
他者との関係性も良くなる。

先のnoteのライターさんの言葉は胸に刺さる。

一瞬で子どもが変わる魔法などない
大人も子どもも一緒に試行錯誤しながら
お互いに我慢せず心地よい関係で
いられるようにするには
沢山の練習が必要だ

フィンランドワークショップomena

時間がかかっても、私自身、そして子どものために、
色々な方法を試して、練習していきたいなと思う。

今日の言葉#31

感情を我慢するよりも、どう向き合うか考えることが大事かもしれない。

hana

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