目眩い
今朝は誰かの真似をして
「それはあなたじゃない」と
知らされた
私にお似合いなこと
また窓を塗りつぶしそうになった
カーテンを閉めて
私の朝
を迎えることにした
ビーカーからこぼれ出した光に
目眩いが襲う
きっと私には適正なメモリがあって
その分量を毎朝飲むことにした
だけど
支度をして外へも出るさ
お天気も大好きさ
でも目眩いがするほどの光があれば
私のピントで世界を見るよ
どこ見てるの?とか
そこじゃないよ、とか
気にしちゃうけれど
私らしい洋服で踊る様に
私の世界は私のものだ