花吹雪
アルバイトの帰り道。
桜を観ながら
春の曲聴きながら。
この瞬間だけを生きられたら
心の病は無くなるのかなぁ。なんて。
桜は何も言わないのに
心を春色に染めてくれますね。
花吹雪が心を奪っていく。
蝶々が笑っている。
こんな穏やかな心を
神様、ずっと私の胸にしまっておくことは
できないのでしょうか。
心が何かでいっぱいなんです。
桜の花弁が詰まっているのでしょうか。
そしたら
風が吹けば飛んでいきますか。
心が何かでいっぱいなんです。
もう何も受け入れられなくて
我慢もできなくて
風が吹くのを
待っているのです。