ド文系女子が理転して医学部目指してみた話③

人生の分岐点2つ目は、高校2年生のときです。

この時期はもうひたすら狂ったように勉強していました。

なにせ全然偏差値の足りない京大を目指しているわけなので……

苦手な数学にも必死で食らいつき、英語は勉強の仕方を改善して、毎日死ぬ気で勉強していました。

ある日、iPS細胞の研究をされている方が高校に講演をしにいらっしゃいました。
詳しい内容は忘れてしまいましたが、とにかく

「かっこいい……!」

と思ったことを覚えています。

これをきっかけに、理系、特に生物分野への興味が沸々と湧いていきました。

秋ごろには塾の先生に理転を考えていると相談をした気がします。
私の数学の偏差値を見れば、きっと誰もが「やめておけ」と言うはずでしょう。進研模試で偏差値50を切っているのですから…………

しかしながら、ここでも先生の狂人っぷりは発揮され「お、理転ね〜。興味があるならやってみれば?」

こうして私はド文系なのに理系へと突き進んでいくことになりました。

2年生修了時点での状況を整理すると、


国語→好き。勉強しなくてもできる。
進研模試で偏差値70〜75くらい。
古文単語帳を周回していた気がする。

英語→スペックは国語と同じ。
鉄壁とvintageをひたすらやり込んでいた。京大の赤本も解いてた。

数学→嫌い。勉強してもできない。
文系クラスの授業の進度が遅く、数列の範囲が終わらなかったため独学で習得。
理系クラスでは2年生から数学Ⅲを履修し始めるため、3年から理転した私は途中まで独学する必要があった。
進研模試で偏差値40〜45くらい。
フォーカスゴールドを頑張っていた……が、量が多すぎてうまくいってなかった。早く方針転換すればよかった。

理科→生物基礎、化学基礎、地学基礎は履修済。3年生からは生物と化学を履修予定。
生物に関しては、先生の趣味で生物基礎の範囲を超えたところまでやっていた。
化学は有機以外独学しなくてはならなかった。
生物はセミナー、化学はリードαをやっていたと思う。

社会→日本史選択。しかし、暗記量の多さに腰を抜かして3年の夏に「倫理」で受験することを決意。(1年次に全範囲の1/3くらいは履修済。)
先生のことは好きだったので、内職せずに家で「0からはじめて」シリーズを読んでいた。


改めて、よくこんな状況で理転を決めたなぁ……と自分に感嘆するばかりです。

次回は浪人時代について書きます。
書いている自分でもちょっと読みにくいな、と感じているので、受験に関する記事はまとめて一つの記事にするかもです。

その他詳しく知りたい箇所があれば、ぜひお気軽にご連絡ください。

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