見出し画像

 今日は部活に行った。ほとんどの4年生は引退してもう部活には来ていないが、大学院進学が決まっている人、まだ試合が残っている人、休学してもう一年競技を続ける人、私と同じように就職先が決まっていない人などがいる。

 一方トレーナーとしてまだ自主的に部活に来ている同期がいて、彼にマッサージしてもらいながら就活について聞いた。同期であるものの、就活に関しては先輩だと思って聞いた。

 やりたいことが結局見つからなくて、だけど企業研究して、大して心に思っていなかったようなことを志望理由書を書いているうちに、本当に面白そうだという自己暗示のようなものがかかってきて、面接でもしっかり受け答えることができたと聞いた。
 やってみないとわからないことがあって、しかし実際やってみれば多少は大変でも頑張ろうと思ってできることもあるらしい。

 以前小説家を目指していた時、内容だけでなく、読み手の価値観を変えさせてしまう人ほど文章力があると思っていて、そうするにはまず自分がのめり込めるほどの文章でないといけなかった。私の志望理由書も同じで、自分の書いた文章を反芻した時に納得し読んでいて心から納得できる文章を書けなくては、その先の面接でもうまくいかない。そんな文章を書くためにも、企業を理解しようとする努力が必要だ。面白そうだとか自分に向いているかというよりもまず、理解することが大事だと思った。理解をすれば大抵の仕事がつまらないことはないのかもしれないし、それでもつまらないと感じたらやめておくことにしよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?