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【スマホ断ち】スマホが学力を破壊する

おはようございます、おおひさ です。

(約1500字です、長くなってしまったので、太字以外はすっ飛ばしてください!!)

突然ですが、みなさんはスマホをお持ちですか?また、お子さんにスマホを買ってあげたのはいつですか?

ネット社会の発展によって、ほとんどの人がスマホを持つようになりました。そしてこれから3年以内に、すべての小中学校・高校でタブレットが導入されようとしています。教育改革の詳しい流れは下の記事を参照してください。

タブレットはネット環境化であれば、昨日はスマホとほぼ同じです。つまり、タブレット導入により、子ども全体の学力低下を招く可能性もあります。少し前に日本の学生の学力(特に読解力)が下がっているというニュースを覚えていますか?OECDが進めているPISA(Programme for International Student Assessment)と呼ばれる国際的な学習到達度調査によると、8位から15位に下がりました。(PISAそのものにも問題はありますが、今日は触れません)この原因として、スマホの依存が挙げられています。下の2冊を参考に詳しく述べていきます。

スマホの使用時間と学力の関係

『スマホが学力を破壊する』によると、スマホの使用時間と学力には大きな相関関係があります。睡眠時間と学力は大きな関係があると言われています。しかし、睡眠時間の低下の原因にスマホの使用が挙げられます。このことから、学力には睡眠時間よりスマホの使用時間が影響していると述べています。使用時間が長ければ長いほど、テストの平均点は下がります。紙辞書を使うか電子辞書を使うかで、脳の活性の仕方が違うことも明らかになっています。電子辞書を使う場合、脳の活性度は著しく低下します。

東北大学の研究によると、4時間以上スマホを使用すると、2時間分の学習効果が消えるとも言われています。せっかく学習してもスマホのせいで意味がなくなります。特に数学の思考力や国語の読解力が下がっています。

また、全く使用しない(持っていない)生徒よりも、毎日1時間未満使用する生徒の方が学力が高いことがわかりました。これはなぜだと思いますか?

理由は2つあります。1つ目の理由は、スマホから情報を得ることができるからです。辞書やニュースなど、使い方によって学習を効率的に進めることができます。2つ目の理由は自己管理能力です。スマホの使用と学習時間のメリハリを自分でコントロールすることで、集中して学習できます。

小中学校・高校生活にスマホは必要か

LINEでやりとりしつつ、YouTubeで動画や音楽を見聞きしながら、勉強する。この「ながら作業」が危険なのです。そもそも学習に集中できていない、だから時間がかかる、そして寝る時間が遅くなる、といった悪循環に陥ります。

また、スマホを使う理由のひとつに「友達との関係を保つため」があります。スマホで学校以外でもコミュニケーションをとることが、良好な友人関係に役立つと考えられます。しかし、スマホを持っていない生徒のアンケート結果によると、「学級には信頼できる友人がいる」に当てはまると回答は約80%でした。つまり、スマホを持っていなくても良好な友人関係を作ることができるということです。

まとめ

ただスマホが欲しくなる気持ちはわかります笑。僕自身は、大学の指導教官の先生に言われてスマホを触らないようにしています。パソコンは触っていますが。笑

個人的には、タブレットがあるならスマホはいらないと思います。ネット環境であればほぼスマホですし、スマホよりはパソコンのように使うことができます。

最後に皆さんに聞きたいです。どちらがいいか正直わかりませんが

「スマホが学力を破壊する」ことを踏まえて子どもにスマホを買い与えますか?


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