見出し画像

ノベルゲーム制作&配信のノウハウ~定期的なプレイ会を開く話(配信者目線)~

とある創作グループの中で「ティラノゲームフェス2022」に参加することになった時のお話です。実際に私が何かを作っていたわけではないのですが、制作過程を見させていただき、3作品のテストプレイをさせていただきました。その時のお話を今回はさせていただきます

ティラノゲームフェスについてはこちらをご覧ください


テストプレイのやり方

テストプレイは一か月に一度、制作に携わっている方を含めて創作グループの内部にいらっしゃる方はみんな見られるようにしました。
具体的な手法としては、YouTubeの限定公開配信を使用しました。限定公開配信では、リンクを知っている方のみが閲覧することができます。ですので、創作グループ内で配信のURLを共有し、閲覧していただきました。

テストプレイを行ったのは私を含め2~3人です。
配信中はテキストを読み上げながら、そのゲームの完成度についてお話させていただきました。

テストプレイ配信の流れ

①グループ運営部よりご挨拶や、全体の流れについてのお話
②各制作班の班長より、現状のお話
③質疑応答
④テストプレイ(1作品10分程度)

テストプレイ配信で気を付けたこと

テストプレイの配信で気を付けたことは、前回の配信とどのようなところに変化があり、進捗だと感じられたのかを話すようにしたところです。
例えば、SEの追加やエフェクトの追加などにも注目してお話しするように心がけました。そのために、配信の前日には前回のテストプレイ配信のアーカイブを見直し、前回どのような様子だったのかということもお話しできるようにしていました。

また、様々な分野の方が協力してゲームを作っていることに考慮し、発言にも気を付けました。
文章では、その表現についても注目し、言い回しの素敵なところを見つけて取り上げるようにしていました。キャラクター性の現れ方がよく出ている部分では、読み上げにも気を付けるようにしました。
イラストでは、回ごとに表情差分の表情が増えたり、背景がよくなっていることなどを取り上げました。
サウンドでは、効果音が増えていったことについて特に注目してお話しました。あるとないでは、印象がずいぶん変わりますし、音楽は特に選定に時間がかかると思っていたので、しっかり聞くように心がけていました。

テストプレイの反省点

1つ目はテストプレイ前にゲームを開かなかったことです。
初見の反応を出そうと、配信の直前までゲームを開かないでいました。すると、ゲームを開いた時にいきなりバグに遭遇して配信開始時刻を遅らせてしまったことがありました。
初見の反応は大事ですが、起動の確認も大事でした。

2つ目はテストプレイ配信の周知があまりできなかったことです。
テストプレイの配信では、同時接続数が15~20程度ありました。しかし、創作グループの所属人数を考えると、特によく見ていただけたというわけでもありませんでした。その理由として、同グループ方の別配信と時間がかぶってしまったことが挙げられます。また、その配信をしていらっしゃった方の立場的な問題で、参加者の皆様に不安を与えてしまいました。ここは本当に反省点だなと。
しっかりと予定を共有して、周知をしておくこと。特に、グループとして制作に臨んでいたので、参加者の方の気持ちに寄り添えるような対応ができるよう、考慮すべき点でした。

最後に

ノベルゲームの制作が終了した後、制作陣の皆様から「テストプレイ配信があったから頑張れた」とありがたいお言葉をいただくことができました。このような形ではありますが、ゲーム制作に携われたことをうれしく思います。

この記事が参加している募集

ゲームで学んだこと

ゲームの作り方

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?