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教科書で出会った物語。小学校編。

こんにちは、天音です。

この記事はメディアパルさんの #教科書で出会った物語 の企画に参加させていただいています。

今日、5月5日は「こどもの日」ということで、数ある物語の中でも小学校の頃に出会った物語について書いていきます。

わたしは小学校の頃に不登校になったので、実はあまり小学校時代の記憶がありません。
そんなわたしが今でも覚えていて、かつ生活に根付いている物語があります。

小学校一年生の頃に読んだ『サラダでげんき』。

りっちゃんという女の子が、病気になったお母さんのためにサラダを作るというのが大まかなあらすじです。

ご存知でしょうか?

話の途中では、たくさんの動物がもっと美味しいサラダになるようにりっちゃんにアドバイスしていきます。
例えば猫は鰹節を入れるように言い、スズメはとうもろこしを薦めます。
みんなの助言で完成したサラダを食べて、お母さんはとっても元気になりました!という大団円で終わり。

話の筋はわかりやすく、リズミカルで明るいし読んでいると楽しくなってくる物語ですね。

そしてどうしてこのお話が印象深いのかというと、なんと言っても給食の時間で何度も聞いたから。

「りっちゃんのサラダ」というメニューが時々登場したのです。
そしてその影響からか、たまに塩昆布がある時は家でも作ります。

国語の授業に学んだことを、実生活でも実践する。
「国語」で学びましたが、食育でもありました。

犬が教えてくれたハムに、蟻が教えてくれたお砂糖。

物語に出てきたものを自分で作って食べるのは、文字でできたものが紙を抜け出て目の前に現れる特別な経験です。

楽しく読んで、楽しく食べる。

今も昔も楽しめる、生活の一部となった物語です。


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