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大好きとケーキ②

私が一番つらかった時期を助けてくれた
友達たちへの感謝の歌「大好きとケーキ」。
そのエピソードと歌の歌詞です。

<不登園が始まって本当に孤独な時期>
なんとか旦那たけさんとの離婚の危機は乗り越えたけど、
子育てが始まって一番ダークな時代がやってきた。

年中さんでくうちゃんの不登園が始まって、
どうしていいかわからなかったとき。
小さい体がボロボロになるまでがんばりぬいたくうちゃんに、
本当に申し訳なくて。
理解してあげられなかったことが苦しくてしょうがなくて、
そしてどう対応してあげればいいのか全くわからない。

大好きだったママ友たちと話してても、
保育園に行っているのと行けていないのでは話題が合わないし、
理解してもらえるはずがないって思ってたし、
どんどん孤独になっていった。
またまた自己否定の塊に戻っていく私。

怒ってイライラして、
自閉症の関わり方を守れなかった自分を責めるし、
くうちゃんが体調崩せば私のせいじゃないかって責めたし、
笑えない自分も責めた。

友達とかかわることも苦しくて、
友達関係をなんとなく自分の中で切ろうとしてたのかなとも思う。
だって、周りとの関りがなくなれば、
周りと違ったって気にならなくなる。
自分だけの世界でいられる。
実際、幼稚園になんとか連れていこうとするよりも、
家でのんびりしていた方が、私もくうちゃんも楽って感じてて、
幼稚園から連絡が来ることが苦痛でしょうがなかった。

今日も行けません、すみませんっていつも謝ってた。
欠席の連絡しなきゃいけない朝が本当に嫌だった。

行く行かないのやりとりもホントに嫌。
他の園児たちからのお手紙が届いても苦痛でしかなかった。
嬉しさよりも何倍ものさみしさがこみあげてきた。
家の中でどこにも出かけず、ただただ子供たちとのんびり過ごしていれば、それが一番気持ちが落ち着く、そんな状況になってたなあ。


<また友達が救ってくれた>
その状況を友達たちは放っておくわけがない。

夜8時ころだったかな。
大量に野菜をもらっただか、
果物をもらっただかで届けに行きたいから行っていい?
って電話がきた。
別に今日じゃなくてもって思ったけど、断る理由もない。
そしたら続々と3台の車が庭に到着。友達たちが来てくれた。
ケーキを持って。

プレートに書かれていた文字は

大好き2

ちなみに、たけさんとの離婚危機のとき
「さとこちゃん大好き」って書かれたケーキで救われた。
今回は大好き2。
なんで2かわかる?って聞かれたけど、
わかるにきまってるじゃん。

もう泣くしかない。このときって、
そういえば泣くことも忘れてた気がするな。
泣けなかったというか。
つらすぎるから、自分の気持ち感じないように存在消そうとしてた。

また一人になろうとしてた私を
一人じゃないよって仲間にいれてくれた。


<感謝の気持ちを伝えたい>

私も友達たちに大好きって伝えたくて、ありがとうって伝えたくて。
この話をしたら、イザライ ギタリストが曲にまとめてくれた。
すてきな歌声で。

そしてベーシストが口笛ふいてるみたいな
すてきなベースラインを奏でてくれて。
気持ちが音になるって、こういうことかって思った。
そんなわけで 歌詞の紹介

            大好きとケーキ

急にこんなこと 言いたくなったのは それは今私が幸せだからだよ

あなたがそばに いてくれたから 今の私があるんだよ

どうしようもなく 悩んでよどんで
身動きが取れなくなった時

大好きと書かれたケーキと笑顔で 
おなかも心も満たされた

あなたにとっては いつもと変わらない
なにげないおしゃべりだったのかもしれないけど

私にとっては その言葉で
元気の花が咲き また光探して 歩き出せたんだよ

みんな同じような悩みを抱えてる だから
笑い合って手を取り合って 前に進もうよ

急にこんなこと言いたくなったのは それは今私が幸せだからだよ


私自分のイザライって自分のバンドが大好きなんです

ギタリスト、ベーシストのファンでもあり
後ろからこの二人が弾いて歌ってるとこ見てるのがホントに好き。
伝えたい気持ちが音楽になって、伝えたい人に届くって、本当に嬉しい。

いつもありがと。大好きです💕

今の私があるのは、本当にいつも近くで支えてくれた人たちがいるから。
よりそってくれた人達がいるから。
大事な人達への感謝の気持ちを伝えたい。
そして、どんな時も一緒についてきてくれる
世界に1人だけの自分自身にも。

愛と感謝を伝えたいと思います💕


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