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しあわせとは何か

いきなり大きすぎるテーマで恐縮です。
正解なんてあるわけありません。
しあわせのカタチも定義も人それぞれ。
ただ僕の思うところを書きます。


過去に父に起業の話をしたとき、「仕事とは、しあわせをつくることだ。いい会社はそれが理念に入ってるもんだ。」とサラリと言われました。

その後すぐに、それこそ突然なんの前触れもなく逝ってしまった父。父と仕事の話をしたのは後にも先にもその一回だけでした。厄介な言葉を遺してくれたものです。
以来ずっと「しあわせをつくる?」という言葉はぐるぐるぐるぐる頭の中で回っています。

しあわせ・幸福を辞書で引くと
こう‐ふく〔カウ‐〕【幸福】 の解説
[名・形動]満ち足りていること。不平や不満がなく、たのしいこと。また、そのさま。しあわせ。「幸福を祈る」「幸福な人生」「幸福に暮らす」とあります。

僕はしあわせとは、自分の人生に対する満足感なのではないかと思っています。ではどうすればその満足感を得られるのか。
大きなしあわせは小さなしあわせの積み重ねではないか?
ではその小さなしあわせ、小さな満足感はどこにあるのか?

目の前にあると思います。

目の前、つまり毎日の生活の中に無数にころがっています。
大事なのはそれに気が付くかどうか。

例えば、朝起きてカーテンを開ける。柔らかい光が室内に溢れていく。ああ今日も気持ちがいい。と思えればしあわせです。
そんな程度のことです。

そんな程度のことですが、僕たちはそういうことをデザインしたい。
太陽の動きや雨や風を感じながら、好きな空間・ものに囲まれて住むことで、気持ちの良い生活、小さなしあわせを見つけやすい生活が出来ると思っています。
日々の生活の中で小さなしあわせを感じること。その機会が増える建物は「しあわせな建物」と言えるのかもしれないと。


そんなわけで僕たちの理念は

「しあわせな建物をつくること」

となりました。
色々考えた割には直球のことば。親父が言ったことからあんまり変わっていないじゃないかという不甲斐なさもあるけれど、極力シンプルにしたらこうなりました。


しあわせな建物は、ただ小さなしあわせに溢れているだけではありません。住む人をしあわせにし、それに関わる人をしあわせにします。

僕たちはしあわせな家づくり(又は施設づくり)のお手伝いをすることで、そのしあわせを分けてもらえます。こんなにしあわせな職業は他には無いと思っています。
そしてこんな活動を地道に続けていけば、日本はもっと良くなるだろうと信じ、一つ一つの建築を丁寧につくっています。


建築に関するご相談は何でもお聞きします。お話ししてみたいと思われた方は、ご遠慮なくご連絡くださいませ。

合同会社 あまね設計
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この仕事に導かれた運に感謝し、この文章を読まれたあなたとの出会いに感謝します。

noteを始めてから、考えていることをどう書いたら伝わるだろうかと試行錯誤することが楽しくなりました。 まだまだ学ぶこと多く、他の人の文章を読んでは刺激を受けています。 僕の文章でお金が頂けるのであればそのお金は、他のクリエイターさんの有料記事購入に使わせていただきます。