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「心が整う」禅の思想

こんにちは。
天音です。

この記事では、年間100冊をこえる本を読んでいる読書家の私が読んで良いな、と思った本の中でも、禅の思想について書かれているものをピックアップして書いてみようと思います。

随時更新予定なので、よければ定期的に覗いてくれると嬉しいです!

それでは、いってみましょー!

心を整えるスヌーピー

・「一水四見」(いっすいしけん)
同じものでも見る人の見方によって違ってくることを説いている禅語。

・「花枝自短長」(かしにおのずからたんちょうあり)
同じように育てていても、鼻をつけた枝は、それぞれ長かったり短かったりする。それゆえに全体のバランスが取れ、美しさが保たれるという摂理を表している言葉。
「人それぞれのやり方ってものがあるさ」と、人と違っていてもいいことをあしえてくれます。
あなたはこの世でたったひとつの存在。人と違っていい

・「」(もく)
言うと伝わるは別のもの。自分が作った余白に相手が何を感じてくれるのか。
相手が用意した余白に、自分は何を感じ取れるのか。
話し下手でも誠意は伝えられる。うまく言葉にできなくてもいい、ということを教えてくれます。

心を整えるスヌーピーより一部抜粋

特に印象に残った言葉を3つほどピックアップしてみました。

スヌーピーだからと侮るなかれ。
この本には、ピーナッツコミックの中で出てきた会話を元に、心を整える禅語の考え方を当てはめて、より生きやすい考え方というものを教えてくれます。


ピーナッツコミックとその翻訳の中にはたくさんの名言や哲学的な考え方が散りばめられています。

そんなコミックの一部を取り出して、禅語に当てはめて読んでみよう、という本書。
読んでみると、今まで可愛いなぁとしか思っていなかったスヌーピーの物語が、とてつもなく勉強になる一冊に!

可愛いマンガと一緒に、禅の言葉や思想を取り入れることで、それこそ「心がととのう」感覚になります。

ちなみにマンガ部分は原作の英語のセリフも載っているので、ちょっとした英語の勉強にもなります。

注目point!

  • 見開き1ページが1内容に対応していて読みやすい

  • 宗教関係なく、誰でも取り入れやすい客観的な思想

  • イラストが可愛い


クヨクヨしないすぐやる人になる「心の勢い」の作り方

〜従来のマインドフルネスは、リラックス効果を通じて心のマイナスをニュートラルに戻すことは得意としていますが、人を強く行動に駆り立て、心をニュートラルからプラスへと持っていくには、さらなるアプローチが必要なのではないかと。

中略

マインドフルネスによって心を癒すことは、もちろん大切です。しかし、そこから瞬間的に心を鼓舞し、具体的な行動を起こしていくには、別の力がいるのではないか。すべての人が人生をより前進させるには、マインドフルネスの「その先」が必要なのではないか。〜

精神科医であり僧侶である川野さんと、経営のプロである恩田さんの共同著作。

マインドフルネスが大切なのはもちろんですが、日本では外国ほどの効果が得られていないことに問題意識を持っています。

そんな日本人には、日本人の文化にあった、「心の勢い」の作り方があるのではないか。
ということが書いてあります。

マインドフルネス×モメンタムの教科書です。

効果抜群な簡単ワーク

  • 1分で整う「手のひらサウナ」

  • スマホを置いて「10分散歩」

  • お掃除ロボットの動きを観察「ルンバ瞑想」

  • 単調な動きに癒される「納豆かきまぜ瞑想」

  • ヨーガの秘術「火の呼吸」

  • 時間を気にせず、推しに没頭する

  • 自分だけのヒーローポーズを決める

  • 思い出の曲を「ワンフレーズ」だけ歌う

気になるものがあったら、少しずつでも実践してみてくださいね!

注目point!

  • マインドフルネスでストレスから解放される

  • モメンタムで動くきっかけを作り、行動し続けられる人になる!

  • たくさんの試しやすい簡単ワーク



いかがでしたでしょうか。
今回は心が整う禅の思想ということで、2冊の本を紹介してみました。

これからこの記事は随時更新していきながら、もっと詳しい解説の要約も書いていきたいと思っていますので、似たようなテーマの本でおすすめのものがあればぜひ教えてくださいね!

ではまた。

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