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ミルクグラスツアー! ~アメ車庫さん~
はいこんにちは、ミルクグラスコレクター大柴ですよ。
最近少し遠出しまして、鎌倉に行ってまいりました。
大変素敵なおねえさんがお話ししてくださいました。ご紹介したいと思います。
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アメ車庫さんはオーナーさん(おじいちゃんなんだそう)が昔買い集めた食器や雑貨を、こちらのお店で少しずつ販売されています。
店頭に立たれているのは、おねえさん。
おねえさん、とても良い方でした♡
あなたも行かれた際はぜひお話しなさってくださいね。グラスのこと、グラスの歴史、オーナーさんのこと、色々なことを教えてくれます。
そして!キンバリーマグでお茶を入れてくださいました!ありがたし!!
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入口がかっこよすぎるやろ。。。
店内は撮影できませんが、入口がとにかく面白かった♪
色々と撮影させてくださり感謝~
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いかにもお店でなく、ガレージという雰囲気に作った、そんな風におっしゃっていました。
実際に店内は圧倒的な物の量!
入口すぐのガラスケースには、ベルトのバックルや灰皿などがずらりと並び、そのケースの上にもランプなどがあるため、ちょっとどこから見ていいのか分からなくなる贅沢さ。
ヴィンテージ大好きなオーナーさんの愛に溢れた空気感です!
ただし、無造作感も満載なので、バッグとか服の端をぶつけて落とさないように注意。リュックは気を付けて。あと肘ね。肘入れちゃダメぜったい。
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私が感動したのは、キャンドルウィックのものすごい数!
キャンドルウィック、ご存じですか??
キャンドルウィックとは、アメリカのガラスメーカーであるインペリアル社が出していたグラスブランドです。
1936年から1984年まで続いたメーカーで、なんだか最近って感じがしますね。(昭和生まれの感覚)
そうです他のメーカー同様、昔は日本でも身近にあったグラスの仲間ですね。
キャンドルウィックは丸い水滴のようなガラスビーズの玉がフチに並んだ、美しいグラスシリーズ。
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ちょっと検索しただけでもこんなに!
透明感を最大限に引き出した素晴らしいグラスですよね♪
アメ車庫さんは、このキャンドルウィックシリーズがたくさんで、どこから見たら良いのか分からないくらいでした。
こちらのシリーズ、ハマる方はハマるもので、かつてアメリカで死ぬほど集めたお客様が訪れたことがあったそうです。
ですが、アメ車庫さんに来てまた買っていたそうで・・・
分かる、そういうもんなんだわ・・・
おねえさんが話してくださった内容で印象深いのは、オーナーさんの想いです。
「我が家はグラスたちが必要な場所に行くまでの預り所みたいなもの」
と仰っていました。
ううーーんまさかの、
私も同じ!!
先日のClubhouse配信でも話したことですが、やっぱりこいつらはね、割れてなくなっていくものなんですよ。
なんですが、手元にあって正しく管理さえすれば、残していけるものでもあります。
なので、
少しでも後世に残したい。
後の世にこいつらを愛してくれる人がいるのなら、その人のために残したい。
そのために、自分は預り所になって後世への渡しになろう。
そうなっていくんですね。
いやいや、ヴィンテージグラスコレクション歴45年のオーナーさんと私を同じをように語ってはいけないのですけども、それでも同じように思います。
所詮は、あいつらは消耗品なんですよ。
消耗されていくものなんですが、当時にしか作れない味わいもあります。
私が住んでいる山梨県には、鉄道事業の祖として記念館などもある、根津嘉一郎という人がいました。
この人、美術品の収集家でもあったんですね。根津記念館というところで、収集品である茶器や椀などが展示されています。
ブロガーだった時に取材して知ったことなんですが、この人、当時は
「あんなにむやみに美術品を買い漁って、成金はこれだから」
みたいな陰口を周りからいっぱい言われてたんです。
ですが本人は、巨額を投じてでも買い漁るのは、
「ふたつとない素晴らしい日本の芸術が外国に流出してしまったら、二度と帰ってこない」
「これは保護しなければ、日本の文化は後世に伝えていけない」
「だから自分の手で保管しなくては」
という考えて買い集めていたんですね。
物の良さというものは、いつの世も、今のものは今認められないのかもしれません。
だから消えないように必死に残すのは、いつも後の世です。
芸術家は死後に認められる、と言われるように、残す努力をしなければ、良さが伝わるどころか物がひとつも残りませんから、こうした活動はいつの世もあるのだと思います。
コレクション歴45年のオーナーさんを、おねえさんの話を通して尊敬の眼差しで仰いでしまいました。良いお話をありがとうございます。私もあとに続きたいと思っています。
「ガバっとたくさん売れるのも嬉しいんだけど、ここに来て手に入れるべきものと出会って、それで連れて行ってくれるのが嬉しい」
これはおねえさんのお話。
私、今回なぜか普段買わないスワンキーグラスを買ってしまったんですよね~。これは連れて帰らねば、と思ったんです。
だからまあ、そういうことなんですね。
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というわけで、アメ車庫さんで購入したものをご紹介しましょう♪
そうですそのスワンキーグラスです。
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【商品名】スワンキースウィグス
【柄カテゴリ】-
【シリーズ名】-
【メーカー】クラフト社から発売
【ブランド名】-
【製造年代】1950年代
【大きさ】直径5.5cm 高さ9.8cm
【状態】エクセレント~ベリーグッド
スワンキーグラスは通称ですね。時代が進んでガラス製造技術が進み、その結果ガラス瓶の価格が安定し、様々なメーカーが食品の瓶詰を販売するようになりました。
今でもジャムやマスタードは瓶で販売されていますね。ピーナッツ(スヌーピーのほう)の柄のピーナツバター瓶なんて、毎回集める方がいますよね♪
同じように、スワンキーグラスにはチーズでおなじみのクラフト社が、小さなチーズを入れて販売していました。食べた後はジュースグラスとして人気だったとか。もしかして子供向けだったのかしら。可愛いなあ。
食品を入れて販売されるようになったのは1870年代からですが、こちらは1950年代のもの。
さすが、この時代は可愛い。割れずに残っているのも嬉しいですね。
牛乳入れるととっても映えます!!入れてみて!!
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【商品名】Dハンドルマグ
【柄カテゴリ】ピーチラスター
【シリーズ名】アドバタイジング
【メーカー】アンカーホッキング社
【ブランド名】ファイヤーキング
【製造年代】1960年代
【大きさ】直径8㎝ 高さ8.5㎝
【状態】エクセレント
いいですね~Dハンドル。
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ピーチラスターのアドバタイジングマグは持っていなかったので、出会ってとっても嬉しい。2点あったんですが、こちらのほうが状態が良かった。
実はバックスタンプがなくメーカーは一見すると不明なんですが、でもこの形はファイヤーキングにしかないDハンドルマグです。というわけで、スタンプ無しのナンバーのみのファイヤーキングなのです。キレイだねえ。
ちなみに模様の『W』はオーナーさんがWさんだから選んだのでは?というおねえさんの話でした(笑)この個人的な事情で買い集めている感じが良いんですよねえ。
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それでは、アメ車庫さんの情報です。絶対行ってね!!
↓販売サイト↓
↓お店はこちら↓
鎌倉駅から行けます。けっこうな坂があったので、車じゃないとしんどいかもなんですが、距離的には近くて徒歩15~20分くらい。
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↑これが見えたら大成功!到着です!
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たくさんお話ししてくださって、ありがとうございました♪
楽しい鎌倉、楽しいアメ車庫さんでしたー☆
絶対また行く!!
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