HSPで普通の人に憧れていたけど「普通の人」は実在しないと知り、ありのままでいようと思えた
わたしは、2020年からオンラインでトランペットのレッスンを受けはじめました。トランペットの師匠、後藤慎介先生にレッスンを受けるなかで、自分のモヤモヤした気持ちを打ち明けたときのお話。
わたしは「普通の人」に憧れていたけれど、後藤先生はこう言います。
あまりのわかりやすさに、「本当ですね」というしかありませんでした。普通の人はいないとわかり、考え方が変わるきっかけになったのは間違いないです。
先生の忙しさを気遣い、レッスンのお願いをためらう
実際のトランペットレッスン動画から、後藤先生とわたしのやり取りを再現しました。悩んでいた分わたしの気持ちが止まらなくなり、たくさん話しています。後藤先生は、やさしくわたしの話に耳を傾けてくれました。
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後藤先生は物腰柔らかくて、わたしの長い話をいつも聴いてくれます。こうして会話を振り返ると、レッスンをお願いするのをためらってしまう理由を、HSPのせいにするふしがありました。
「普通の人」はいないという衝撃
後藤先生が聴き上手なこともあり、わたしは誰にも言わなかったことをポロッと口にしました。自分は変わり者、普通の人とは違うと思っていたのです。
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後藤先生は、たくさんの人を足した平均が「普通の人」であり、実在しないのだと教えてくれました。
(気を遣いすぎる自分もいていいのかも)
後藤先生に言われると、そう思えるようになるから不思議です。
日本人は自分が他人と違う考えを持っていると、「自分は普通じゃない」と焦りがち。わたしもその1人でした。しかし後藤先生のことばを聴いてから、頭の中で金子みすゞが浮かびます。
わたしが誰かを気遣う気持ちは存在していいし、まったく悪いことではないと気づけたのです。
自分の性格を肯定できる人でいたい
後藤先生のレッスンで考え方が変わり、気を遣いずぎる自分と向き合うきっかけになりました。相手のことを思いやる気持ちは、大事にしたい。そう思えるように変化したのです。
このレッスン以降、後藤先生のご都合は気にかけつつ、まずはレッスン日程を相談すればいいのだ!と気軽にアポ取りできるようになりました。
後藤先生は、トランペットのこと以外に気持ちの整理も手伝ってくれるので助かっています。足向けて寝られません。
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