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みんなから届いた『お母さんとの美味しい記憶』を紹介します!

気づけば、もう5月。
今週末5/12(日)は、母の日ですね。
 
そんな母の日を前に、先月末「お母さんとの美味しい記憶」というテーマでエピソードを募集させていただきました。
 
大切な人との心に残る食体験を聞くことで、あまみカオリ研究所の目指す『食を通じた豊かな時間』を提供するヒントをもらえたら、という想いで企画しました。

 せっかくなので、今回皆さんから届いた『お母さんとの美味しい記憶』を、一部ご紹介します。

ほっこりをおすそ分けできたら嬉しいです。



みんなの美味しい記憶


最高なお弁当

なんの捻りもないですが、お弁当です!
母のお弁当はおかずがたくさん入ってて、彩りも詰め方も最高です

Instagramコメントより

素直な“美味しい”

母が『テキトーだよ』と言いながら作ってくれたおやつは、どれも美味しかったです。
クッキーとアップルパイが、特に印象深いです。
適当に作ってこんなに美味しいのだと思ってました。あの頃ほど美味しいという言葉をあんなに躊躇なく伝えていたときは無いかもしれません。
次帰ったら、素直に口にしようと思います。

Instagramコメントより

初めての体験

3歳の頃、人生で初めて切ったキャベツを一緒に生で食べたことですねw今では笑い話になるぐらい真顔で食べてましたが、野菜の素朴さを初めて味わったのも3歳でした。
美味しいって無限の可能性があるのを感じましたね〜

Instagramコメントより

お家に広がる、甘い空気

落ち葉がカサカサ音をさせながら冷たい風に舞う季節になると、母は決まってスイートポテトを作って私たち子供を迎えてくれました。

専業主婦で、作ることが好きな母なので、手作りおやつが多かったと思いますが、特に寒くなり始めた頃のおやつが印象的で。玄関を開けるとスイートポテトの香りが漂って、キッチンの空気はお芋のようにホクホク暖かくて。バナナケーキを焼いた日はもう少し空気がしっとり、甘く。

作るおやつによって変わる家の中の空気の様子が、おやつの味とともに幼い頃の記憶に刻まれています。

Instagramコメントより

きっかけは母のひとこと

中学生の頃、部活でつらいことがあったときに
ぜんぜん違うことに集中すれば気分転換になるから!と母に言われて
たまたま、その頃父が買い揃えたばかりの道具を使って自宅で蕎麦打ちをしました。
はじめての作業を楽しんで、最後は生地を切る方向を間違えて、すごく短い蕎麦を量産して家族で大笑いしました!

HPメールフォームより

ワクワクと、美味しい香り

母は今でいうキャリアウーマンだったので朝から夜まで仕事。
そんな母が作ってくれた幼稚園のお弁当のオムライスが、今でもとても記憶に残っています。
母の作るオムライスはみじん切りした玉ねぎにピーマンにんじん、ささみが入ります。
ピンクの象さんの形をしたお弁当箱に入ったオムライス。
お弁当箱を開けるとバターで炒めた🧅🫑🥕のなんとも美味しそうな香りが今も鮮明に頭の中にあります。今も母が作ってくれますが、小さい記憶の中のあのオムライスが特に美味しかった記憶です❤️
美味しい記憶は、嬉しく楽しかった時のワクワクした感情の映像と味と香りなんだなぁと思い出しながら感じました😋

Instagram DMより


その他にも、

・旅行先でお母さんが幸せそうに食べていたベーグル
・おやつに作ってくれた揚げたてのドーナッツ
・料理上手なお母さんが作ってくれた大好きなチキンピカタ
・お弁当に入れてくれていた毎回具材の異なる卵焼き

などなど、お母さんとの美味しい記憶を教えてもらいました。


メッセージを送ってくださった皆様、本当にありがとうございました!

抽選で一部の方には、お礼のプレゼントのお知らせをお送りさせていただきました。

企画に参加いただきましたこと、心より感謝いたします!!!


読んで感じたこと


どのメッセージも読んでいるだけで、ほっこり、温かい気持ちにさせていただきました。

話の内容は皆さん違うのに、どの思い出からも《お母さんからの愛情》がひしひしと感じられました。

励ましたい、元気づけたい、応援したい、喜んでもらいたい、というお母さんの想いがちゃんと伝わっているから、より記憶にも残っているんだろうなと思います。

そして、最後に紹介したお客様の『美味しい記憶は、嬉しく楽しかった時のワクワクした感情の映像と味と香りなんだなぁ』という言葉が特に印象に残っています。

単純な『味覚による美味しさ』だけでなく、それを『まとう香りや空間』、そしてそれを食べている時の『心躍る感情』によって、美味しい記憶として強く心に残るんだな、と改めて実感しました。

香りは、思い出をつかさどる脳の海馬と密接な関係があると言われています。

あまみカオリ研究所でも、そんな記憶に残るような心躍る時間と美味しさをお届けできるよう、味はもちろん香りやワクワクにもこだわって研究していきたいと思います


皆さんは今、頭の中にどんな美味しい記憶が浮かんでいますか?

ささやかではありますが、あなたとお母さんとの思い出を振り返るきっかけになれたら幸いです。


あとがき

最後に、私の美味しい記憶を。

(今さらですが、募集する時に先に紹介すべきだったと反省。。。)

私が一番に浮かんだのは・・・『母のおにぎり』です。

鮭のおにぎりと、昆布のおにぎり、1個ずつが定番の組み合わせ。

どっちにどっちが入っているか?
運試しのように、ひと口目を頬張っていた記憶があります。
たまに、どっちも昆布で拍子抜けしたことも(笑)

パリパリの海苔が好きな私のために、わざわざ海苔だけを別でラップにくるんで持たせてくれた母のひと手間に、改めて頭が下がります。

大人になって自分でも握るのですが、どうも母のおにぎりの味にはなりません。
調味料ではない、『母の手の味』があるんだろうと思います。

おにぎりには、“魂でも宿ってるんじゃないか?(笑)”と思うくらい、お茶碗で食べるごはんとは違う、不思議な魅力が詰まっているなと感じます。

そんなことを書いていたら、無性におにぎりが食べたくなってきました(笑)


今日のお昼がおにぎりに決まった、あまみカオリでした。