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化粧

私はどうも凝り性なようで猛烈にはまってはすぐに飽きてまた新しいものにもハマる。そして今は化粧だ。メイクアップアーティストさながらに自分のメイクをする。自分の顔では飽き足らず、母親や親戚のBA(美容部員)として日々努力を重ねる。私の遊びは幼稚園児の時から変わらない。一時期ヘアアレンジにした時も母親や親戚を犠牲にし腕を磨いてきた。二つ結びの事をツウィンテールというが、四方八方に結ぶヘアアレンジの手法の名称は知らない。私は既存の手法にはこだわらない。オリジナリティーだ。パッションだ。
そして今日母親の肌にオークル10(白色より)のファンデーションを塗るちなみに母は普段オークル30(茶色より)だ。そんなの知ったこっちゃない。私は白く塗りたいのだ。瞼に色とりどりのアイメークを施す。同じ色で統一という言葉は知らない。私は乗りに乗っていた。

「なんだか、シルク〇ソレイユみたい。。」母親がつぶやく。

もはや世の中にオリジナリティーはない。

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