見出し画像

まったく新しい音楽会

2020年10月13日 落合陽一氏×日本フィルによる「__する音楽会」が開催されるそうだ。

印象的なコンサートの告知だった。

これは、単なるライブ配信や、ただソーシャルディスタンスを保ったオーケストラ公演ではありません。
オンライン鑑賞とホールでの鑑賞が「等価に」両立し、生の「響き」と「身体性」を保ちながらテクノロジーと融合する、オーケストラのコンサートの再構築。今まで誰も(私たち自身も)みたことのない、まったく新しい音楽会です。コロナ禍の直撃を受け、"不要不急" と仕分けされ、資金的にも精神的にも傷だらけのオーケストラが、それでも、新しい演奏会の形を模索する。
これは、私たちの決意表明でもあります。
「__する音楽会」。

昨年からクラシックコンサートに行くのにハマりだした。メインはピアノコンサートだけど、今年はオーケストラを見に行くと決め込んでいた。

2020年はベートーベンイヤーで各地でコンサートが開催される予定だったし、ピアノコンサートでは反田恭平さんのチケットも取っていた。けれども、ざんねんながら、こんなことに。

今、クラシック界でもオンラインコンサートは多く催されている。
最近、ピアニスト角野隼斗さんのホールでのLIVE配信を聴いた時、「クラシックコンサートとオンラインは相性がいいかもしれない」と直感的に思った。そして、オンラインコンサートを楽しみながら、ホールに行ける日を待ちわびることにしようと。

「__する音楽会」に話を戻そう。

今回の音楽会も、必然的に、オンラインでの観賞をメインに据えたものを構想しています。
ただ、私たちがこだわるのは、オンライン観賞が、劇場での観賞の単なる代替手段(下位互換)なのではなく、オンラインでの鑑賞こそが「スタンダード(通常の手段)」であるコンサートにする、ということです。

オンラインでの鑑賞こそが「スタンダード(通常の手段)」であるコンサートにする‥⁈ 

画期的なコンサートなのか。
なんだか想像がつかない。
興味をそそられる。

素晴らしいホールでのコンサート体験とその帰り道さえも幸福だった記憶を思い出すと、自分はオンラインコンサートを十分に楽しめるのだろうかと少し不安になる。
ただこの波に乗ってみようという期待もある。

お読みいただきありがとうございました。

みなさまはオンラインコンサートを楽しまれていますか?
どのような環境で聴くか、ご自宅で工夫されてますか?
ソファでころがりiPad にイヤホンでいいのか、ちょっと改善したい今日このごろです。
良いアイデアがありましたらご教授ください‼︎



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?