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Why Plain English ?

良い本を読むと、「自分もやってみよう!」と動きだしたくなる。

この本もそのひとつ。

『アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア政府公認 「伝わる」短い英語 新しい世界基準 Plain English』

プレインイングリッシュは「速く」「効率的で」「理解しやすい」「簡潔な」英語伝達法。

誤解を招かないように「誰が読んでも同じ解釈になること」を目的にイギリス政府により開発され、時代とともにアメリカ、カナダ、オーストラリアなど他の国の政府機関・公的機関でそれぞれ改良、工夫がなされてきた。

昨今、注目されている持続可能な開発目標(SDGs)においてもプレイン・ランゲージに記述すべきとされている。

プレイン・イングリッシュ 10のガイドライン

1 . 対象読者を想定する
2. 重要な文章は文書の先頭に置く
3. 長文より短文を用いる
4. 短くシンプルな単語を使う
5. 専門用語は必要最小限に抑える
6. 能動態を使う
7. 強い動詞を使う
8. 否定語、二重否定を避ける
9. 主語動詞目的語は近づける
10. 読みやすいデザインにする

このコツが掴めるように、トランプ大統領やジョブズのスピーチや、読みやすさを測るツール、wordの機能の活用、単語の書き換えリストなど具体的に解説がされる。

そして、曖昧な表現の日本語を「プレイン・ジャパニーズ」に一度直してから、プレイン・イングリッシュを組み立てるという手順も紹介されている。

つまり、「英語でコミニケーションする目的は何か、そのために重視すべきそれは何か」を理解し平易でも誤解なく、正確に、効果的に伝える英語を理解することが重要だという。

私自身、最近の状況下で、海外のニュースや言論に自分からアクセスできるようにしたいと感じるようになりました。

そんなタイミングだったので、この本に背中を押された気分でした。
まずは、プレイン・イングリッシュを用いている海外のニュースや雑誌をどんどん読んでみます。

日本語で文章を書くときも、相手に伝わるプレイン・ジャパニーズを書くように意識をもってみようと思います。(noteを書くときも!)

お読みいただきありがとうございました。





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