【見切り作文】10,000文字の記事を書こうと思って気づいた物事を続けるコツ

今日も毎日noteを更新してみる。
昨日はサボってしまったため連続記録が途絶えた。
ちょうど3日目だったので、まさしく言葉通り3日坊主である。

3日坊主といえば、私は続けることが大の苦手であった。
昔から飽き性で、すぐに飽きる。
一度ハマれば没頭するのであるが、熱が冷めると続かない。

小学生のころはずーっとポケモンにハマっていて、寝食を忘れてポケモンのレベルを上げることに没頭できたのだが、最近は全然続かなくなってしまった。ゲームはそれからも高校生の時まではやっていたのであるが、本当に「趣味」という感じで、没頭する領域までは言っていない。

さて、連続記録から1日開けた今日、私はあるチャレンジをしてみることにした。
それは、「構想をまとめることなくどれだけ長い文章を書くことができ、果たしてその文章はどこに着地するか」というものだ。

キングコング西野さんはブログなどで毎日10,000字のアウトプットをしているそうだ。
しかも、終着点は決めずに書き始めるらしい。
僕にもそんなことはできるのかわからないけど、僕が書かないで1週間過ごせば西野さんと僕との間には70,000文字の差が生まれているわけである。

すでに1人性が「私」から「僕」へと変化してしまっている時点ですでにどこへ執着するのかわからずに進めていく私の頭の中の冒険をもしよろしければお付き合いいただきたい。

なぜこんな挑戦をしているかといえば、文章力をつけたいという思いが大きい。
「文章力を高める」ための教材というのは世の中にもごまんとあり、様々なハウツーがある。
これまた僕の欠点なのであるが、読んだだけで満足してしまうのである。

そもそも、〇〇力なんていうのは数値化が難しい。
ポケモンのように攻撃力500のように数値化すれば、僕にも「文章力の教科書」を投与して「文章力+50UP!」のようにわかりやすいのであるが、現実はそうもいかないのがまた面白いところである。

だから、文書力の教科書を読んだだけで文章力が上がっているのか?を図るものさしが必要だと思う。
そのためには例えば毎日同じだけのアウトプットをして、それにかかる時間が早くなったとかいう定量的な評価でも良いし、あるいは読んでて面白くなったという定性的な評価でも良いとは思う。

現に、これと同じことを僕はインスタグラムで実感している。
僕は新しいサービスが出ると使ってみたくなるたちなので、「インスタ映え」なんて言葉が流行するすこし前からインスタユーザーなのだ。

とはいえ、ハッシュタグの使い方も知らず、フォロワーもいないままただただ投稿していた。

しかし、だんだんと周りのインスタユーザーが増えるに従って危機感を覚えたのである。
それは「私の方が早く使っているのであるから私の方が良い投稿をせねば」というものである。

そして私の稚拙な頭で考えた結果、いいカメラを買うことにした。
要はミーハーなのである。

買ったはいいけれど、使い方がわからない。
でも、それでも投稿を続けてみた。
私の性格が飽き性であることは自分がよく知っているので、あまり頑張ることをしなかった。

気が向けばいい写真のとり方を調べたり、インスタで写真家の人のフォローを始める程度である。

そして投稿を重ねた結果、昔の投稿に比べて最近の投稿のクオリティが明らかに高いのである。
これがまさしく「継続は力なり」ということの体現である。

そしてアウトプットをし続けることで自分のちからがどれほど伸びているのか調べることができるということである。

さらに、ここで私は飽き性の人が物事を続けるときの大きなコツを提示しているのにお気づきだろうか。

それは「ハマらないこと」である。

「飽きる」の対局にあるのは「ハマる」だと思う。
つまり、「ハマる」から「飽きる」のであり、「飽きる」から「続かない」のである。
すなわち「ハマら」なければ「続く」のだ。

簡潔に言おう、「頑張るな」ということなのである。

何かを続けたいのならば、「頑張って」続けようとすることが間違っている。
「自然」に続けるのが良い。

さて、ここで最初に話を戻そう。
「毎日投稿する」とか、「必ず10,000文字投稿する」とか決めると結局続かないのである。

そうなって辞めてしまっては元も子もない。
キングコング西野さんもきっとはじめから10,000文字のアウトプットをし続けるつもりはなかっただろうし、気づけばきっと10,000文字のアウトプットになっていたのだ。

だから、僕のこの10,000文字チャレンジは今回で終わりにしようと思う。
頑張らずに続けて行く。

そして今回新しい発見があった。
書く前までは毎日10,000文字の投稿をしていこうと決めていたのであるが、書いていくうちにそれが消えた。

これは自分の中でも新しい発見である。
ということは、この終着点を考えずにアウトプットする行為というのは新しい発見があるということではないだろうか。

しかも、文章を書いている途中に新しいインプットを入れていない。
自分の中から新しい発見が生まれているのである。
なんと素晴らしいことであろうか。

これは良い。
ぜひ、おすすめしたい。

最後になるが、もう一つ「続けるコツ」がある。
それは「一緒にしてくれる仲間を見つける」ということである。

もし、この終着点を決めずに書き始めることをやってみたい!という人がいれば、例えば「見切り発車」とかとかけて #見切り作文  とかで投稿してみても面白いのでは、と提案してみる。

それでは、また次回の見切り作文にて。


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