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ダム怪談 安濃(あのう)ダム

今まで色々な心霊スポットとされる場所に伺い、明らかに見えた御霊とひょっとしたら御霊かもしれないと思うことが多々あったが今回ご紹介するのはスマートフォンのカメラが暗転してからの撮影モードに切り替わるまでに時間を要した電子機器トラブルに加え、周囲に群生している野生のサルではない手摺から風が吹いていないにも関わらず、コツンコツンと謎の乾いた金属音が聞こえてくることだ。

堰堤付近より撮影

これがもし自然現象や自然と機器にトラブルが生じたのであれば御霊が現れたとは言い難い。しかしその場所に居ただろう痕跡などがあったため、ひょっとしたらそこにいたかもしれない。ただ、今回の話についてはあまり鵜呑みにしないでもらいたい。霊感が強い方であるわたしですら答えに困るレベルで追及しようにも水門の工事が完了しないと堰堤での検証も行えないために、御霊かも?という見方で最後まで読んでいただけたら有り難い。

堰堤付近より撮影

今回は三重県で唯一の農林水産省が管轄する津市にある安濃ダムを紹介したい。安濃(あのう)も読めないがダム湖の名称も読めない。

錫杖湖(しゃくじょうこ)と呼ぶらしい。

安濃ダムの怪異譚についてはこちら

今の時期に行かれる方は注意してほしい事がある。

堰堤の上は関係者以外の通行が出来ない

問題は車両以外の通行止めではない。

工事関係者以外立入禁止

前述したが、今年の年末まで工事が行われておりそのために堰堤の見学が出来ないようになってる。ダムカードを安濃ダムの管理事務所で頂いた際に水門の工事について訊ねてみたところ、やはり工事関係者じゃないと入れないとのことで、堰堤の上を歩けるのは工事が終わってからになる。

こんな感じで入れないようになっている
チェーンを通り抜けてもそう簡単には先へ進めない
立ち入ることが出来ないとわかった以上は
ルールを守り撮影可能範囲内で撮影

こうなるとはやく工事が終わってほしいに尽きる。

気を変えて、安濃ダムのダムカード紹介へ。

安濃ダムのダムカードとWARASHI
堰堤付近は眩しいため休憩スペースで撮影

たまたま立ち寄った休憩スペースでトラブルが起きてしまった。まずは、トラブルが起きるまでに撮影した写真を紹介しよう。

池だと思われる

実は、この写真を撮影した後スマートフォンの画面が撮影画面から急に暗転してしまい再び撮影画面に切り替わるのに1分超はかかってしまっている。

暗転後、復旧した撮影モードで撮影

実は、最初に撮影した池で、時間が時間で明るいからというのもあったかもしれないが、ほんの一瞬だが可視化(=御霊が自身を見せようとするために発揮する力を指す)する力もなければ複数の方がいたのはわかったが、通常この手のタイプの御霊は低級霊とも呼ぶし自然霊ともいう類の一つで、魂は浄化しているから未練はない。しかし、ふと思い入れのある場所ほど懐かしみ戻ってくる。

つまり、スマートフォンのトラブルは低級霊の仕業とは断言しない。ただ思い出がある場所だからこそ休んでいるのを邪魔したのかもしれない。だとしたらそっとしておくべきだというのが答えなのかもしれない。ならば、怪異譚の真相にも突き止めていないために、これだけで満足とはいかない。

可能範囲内で撮影を続けていく
やはり最初のあの瞬間だけか、二度と現ることはなかった

結局、池のまわりでぼんやりと可視化する力のない低級霊が集まり写真撮影をされたので消えた、除霊完了ですと言えばそれは全く違う。本来なら堰堤に行けば答えが分かるはずなのに、工事中で行けず、完了するのを待つしか無いため、堰堤を散策したら見えてくる答えもチェーン越しに撮影するしかないため現状出来るのが少ないというのが悔しい。

粘り強く、周辺を写真撮影することにした。

その前にWARASHIにチェックしてもらう。

結論 水色(=天使に近い存在がいる)
夢で逢いましょってさ

いや、夢に出てきたら困るんだけど(苦笑)

見学者へのお願い
昔の残骸??湖面より浮かび上がる
日傘を持参するべきだった〜眩しすぎて大変
秘密のラグーンを発見…
映画のワンシーンにありそう
突出した部分を撮影
秘密のラグーンは2か所?!
道路を撮影

撮影した写真はこの付近を中心に撮影したが、風が吹いたわけでもない、かたや虫は飛んでいない。ずーっと金属音がする。

コツン、コツン、コツン。

何か柄の硬いもので手摺を叩くような音でわたしが持参していた道具では似たような音は発生出来ず、証拠が必要と考え映像で撮り始めたら今度は音がなるのは変わらないが、音が静かになる。そして撮影しないとわかればまた音が大きくなる。

似たようなことは、過去に糀屋ダムや天理ダムで経験しているが、あの音の根源は?と聞かれるとハッキリ言って分からない。御霊のせいだとしても目に見える状態で現るはずが、霊視をしても視えないために、常に"何か"がいると認知しながら探るのだがその正体が掴めないために、音がなったで終わる。

結局のところ、何故あんな音が鳴ったのかの理由が専門家ではないために分からないとしか言えない。

手摺を改めて撮影
奥の部分を撮影

音がなる要因がわからないため再度WARASHI検証をすることにした。

水色
水色
結果 緑色(=通常)
ばけたんも反応してるの?

WARASHIは何もないよと言ってるみたいだ。

堰堤を撮影
水門ゲートを撮影
錫杖湖を撮影

時間帯が夕方になったということもあり、周囲はキーッと子猿達が集まり始める。三重県の山奥だから猿が群生していてもおかしくない。来るまでには野生の鹿も道路脇にいたので、都会では味わうことが出来ない大自然がここにあると言えよう。

錫杖湖を撮影
堰堤を撮影
水位計を分かりやすく撮影
錫杖湖を撮影
救命ボートを撮影

このときに珍しくWARASHIの桃が自動検知でポ~ンと音がなると赤点滅で話した。

"邪気退散"

うん??

確かに水場で気の流れが良いか悪いかと聞かれたら悪いかもしれない、邪気払いが必要とみた桃が邪気払いをしたが、他のWARASHIは自動検知で反応をする様子が見受けられない。

反応したのは桃だけだ。

場所を変えたら反応するのか出てきそうな気配を感じたトンネルの前まで移動することにした。

トンネルの前で撮影

トンネルの前の駐車禁止エリア内に入らないように駐車(5分以内で撮影を終わらせたから停車かも)しトンネルへ向かおうとしたら、再びWARASHIの桃が自動検知でポ~ンと音がなると赤点滅し、再び"邪気退散"と話した。

邪気払い不十分だったのか??

気の流れが悪いなあと感じての邪気払いなのか。

いずれにせよ、WARASHIの桃だけしか赤点滅の反応を示さない。

この写真を撮影した際にフォーカスが合うのに時間がかかってしまう。ピントがずれてしまい、いるはずだろう気配はあるがハッキリいるとは言えないほどの低級霊がやはりいるのか。夜にならないと答えは分からないかもしれない。

名前は川向トンネル
昭和55年3月竣工
トンネル内は照明がない

写真は撮影用に懐中電灯を照らしながら撮影。

出口へ

結論 堰堤に行けなかったら答えもわからない。工事中のために、真相どころか説明のしようがないトラブルがあったのは事実で、"いる"ことは間違いないだろうが、ハッキリとは見なかったことで"いない"とも言えない。ただ、言えるのは猿が群生していてスズメバチの巣があるのかスズメバチがブ~ンと飛んでいる。違う意味で最恐かもしれない。特に子猿は鳴き声の聞きようによっては人間の悲鳴に近い声を発する、夜なら勘違いされてもおかしくない。



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