イタリアに住んでも自動的にイタリア語が上達しなかったわけ
イタリアからブォンジョルノ!
実は5年前の今日、イタリアに移住するためにアマイヤは大きなトランクを二つ抱えて成田を出発したんだよね。
留学もホームステイもしたことがなかったコテコテの日本人。
加えて、そう若くもないアマイヤが海外移住をするなんて思いもしなかった。
しかしまぁ、今思うといろいろな誤解があったな。
独白すると、イタリア人って、陽気で軽く人をナンパするって本当かな?
とか、今思うとステレオタイプだったなぁって思うし、ちょっと恥ずかしいくらいだ。
それともう一つ、大きな誤解があったね。
それは
イタリアに住めば、イタリア語が自動的に上達するだろうってこと。
それまでフランス語を勉強してきたけど、フランス語が上手い人ってだいたい過去にフランスに住んだことがある人だったっていうのが理由なんだ。
でも、やっぱり何事も努力せずに上手くなった人はいないんだろうなって今わかった。(幼少期から海外に住む場合はおそらく別だろうけど)
アマイヤのこの誤解を紐解こう。
なぜ自動的に上手くならなかったのか。
1)イタリア人はあなたの言葉や言い回しを直してくれない
よっぽど親切な人でない限り、あえて正しい言い方を教えてくれたりはしない。なので、大まかなことが話せれば事足りてそれ以上の上達が難しい。
2)イタリア人の夫は先生ではない
コミニュケーションができればいいと思われている。
アマイヤのイタリア語が間違えていたら教えてね、と何度伝えても、
大概スルーされている。
「今、このイタリア語、私間違ってたでしょ?」って
具体的に聞くと教えてくれる時はあるかな。
でも、夫に期待してはいけない。
ただ、イタリア人の家族・友人に囲まれることが多いので、
イタリア語をよく聞ける機会が日本人コミュニティにいるより
多くあることは確か。
3)「ある日突然、スラスラとわかるようになった」は嘘
何ヶ月か過ぎたら、突然英語脳になっていたなんて聞いたことあったから、
アマイヤもそうゆう輝かしい瞬間がいつか訪れるだろうと甘く見ていた。
でも5年経ってもやってこなかったので、努力しない限り、
この瞬間は永遠にやってこないだろう
と言うことが今更ながらわかった次第だ。
楽観的過ぎて、気がつくまで時間がかかった。
明日からアマイヤはイタリア在住5年生になる。
5年生の決意は、
「だいたい」わかる、「だいたい」話せるという域を脱し、
「はっきり」わかる、「正確に」話せるようになります!
どうゆうやり方がいいかは自分に合わせながら、
続けられるやり方で、
でも、イタリア語をもっと真剣に学ぼうと思う。
Ciao(またね)!
チャオ!
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